안녕하세요? 韓国語講師の전성실(田聖実)です。私が普段の授業で生徒さんから受けた質問や扱った内容の中で、韓国語学習に役立つ情報をhana+をご覧になっている皆さんにもご紹介したいと思います。
記事の目次
同音異義語とは?
同音異義語とは、音(発音)は同じだけど意味が違う言葉のことです。
例えば韓国語だと、배という言葉は、「おなか」「船」「梨」の意味を持っていますが、배だけでは見分けがつかないので、前後の文脈で把握しなくてはいけません。
日本語も同様に、同じ音を持っているけれど意味は違う同音異義語がたくさんあります。
例えば日本語で、音は[こうえん]ですが、漢字で表すと公園、公演、講演、後援……のように、全然違う意味になる言葉がいくつも存在します。
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このコーナーでは、日本語の同音異義語がそれぞれ韓国語にどう訳されるか、例文を使って勉強していきます。
同音異義語を意識して勉強すれば、語彙力もグンと増えますので、楽しく身に付けていきましょう!
日本語で[きょうかい]と読む単語の韓国語表現
第13弾は[きょうかい]です。
まずは韓国語でどう読むか考えてみましょう。
1 協会 2 教会 3 境界
3つの[きょうかい]の韓国語の読み方

3種類の「協、教、境」の[きょう]は韓国語の読みが全部違って협、교、경の3種類で、2種類の「会、界」の[かい]は회、경の2種類です。
「この漢字はハングルでこれだ!」というのを覚えておくと、語彙力アップにつながるので、ぜひこのコーナーを通して、少しずつ覚えていってくださいね。
「協会」の例文
지난주에 ○○ 검정 협회가 주최하는 시험을 봤어요.
補足) 「試験を受ける」は韓国語で보다(見る)という言葉を使い시험을 보다と言います。
先週、○○検定協会が主催する試験を受けました。
협회에서 새로운 규정을 발표했어요.
補足) 「試験を受ける」は韓国語で보다(見る)という言葉を使い시험을 보다と言います。
協会で新しい規定を発表しました。
「教会」の例文
사촌은 교회에서 결혼식을 올렸어요.
補足) 「結婚式を挙げる」を결혼식을 하다と表現してももちろんいいですが、「挙げる」を活かすなら결혼식을 올리다と表現したほうが良いでしょう。
いとこは教会で結婚式を挙げました。
교회 종소리가 울렸어요.
教会の鐘の音が鳴りました。
「境界」の例文
해안에서 하늘과 바다의 경계선을 바라봤어요.
補足) 「海岸」の韓国語ですが、 漢字語でそのまま해안と表現してもいいし、または固有語で바닷가と表現すれば良いでしょう。 ちなみに바닷가の発音は[바다까/바닫까]です。
海岸で空と海の境界線を眺めました。
현실과 이상의 경계에서 고민하고 있어요.
現実と理想の境界で悩んでいます。
練習問題を解いてみよう
問題1
マリさんが入っている音楽協会に加入したいですが、どうすればいいですか?
B : 제가 소개해 드릴게요. 이번 주에 같이 가요.
私が紹介してあげますね。今週一緒に行きましょう。
협회
補足) 속하다は「入る」「所属する」「属する」という意味としてよく使う言葉ですので確認しておきましょう。
問題2
ミナさんは教会でどんな活動をしていますか?
B : 저는 합창단에서 노래를 하고 있어요.
私は合唱団で歌を歌っています。
교회
問題3
今回の旅行の時に境界の近くには行かないでおこう。
B : 응, 위험할 수도 있으니까 안 가는 게 좋을 것 같아.
うん、危ないかもしれないから行かないほうがいいと思う。
경계
問題4
協会でボランティア活動をすると聞いたけど、そうなの?
B : 응, 이번 주 토요일에 공원에서 청소를 한대.
うん、今週土曜日に公園で掃除をするんだって。
협회
問題5
日曜日の朝、一緒に映画見に行かない?
B : 미안해. 일요일 아침에는 _______에 가야 해. 오후는 어때?
ごめん。日曜日の朝は、教会に行かないといけない。午後はどう?
교회
問題6
ここからが境界線ですか?
B : 네, 군인들이 지키고 있는 여기부터 다른 나라 땅이에요.
(はい、軍人たちが守っているここから違う国の土地です。
경계
いかがですか?
これからも同音異義語を使って芋づる式に語彙力アップしていきましょう。
それでは、今日も良い一日をお過ごしください。
그럼 오늘도 좋은 하루 보내세요!!^^
