
韓国のドラマや映画、社会ニュースに触れる中で、その背景にある歴史や制度、価値観について疑問を感じたことはありませんか。
本講座では、韓国社会に関する基礎的なテーマを取り上げ、成り立ちや現在の姿をひもときながら、理解を深めていきます。
講座概要
この講座では、韓国社会に関する話題を中心に、文化や制度、価値観など、日常ではあまり深く考える機会のないトピックをやさしく丁寧に解説します。
Zoomによるオンライン講義形式で、顔出しや発言の必要はありません。さらに、聞き逃し配信もあるので、自分のペースで学ぶことができます。
テーマ(全3回)
第1回|「韓国の地方と首都圏一極集中」(5/21)
韓国社会を語るうえで欠かせないのが、ソウルを中心とする首都圏への極端な集中です。
人口だけでなく、大学や企業、文化施設、医療機関など、さまざまな資源が首都圏に集まり続ける一方で、地方では若者の流出や過疎化が深刻な問題となっています。こうした地域間格差は、単なる「都市と地方の違い」にとどまらず、韓国社会の大きな構造的課題の一つとして広く認識されています。
この回では、韓国でなぜここまで首都圏への集中が進んだのか、その歴史的・社会的背景を整理しながら、地方が抱える現実にも目を向けます。
さらに、進学・就職・結婚・住宅取得といった人生の重要な局面において、「どこに住むか」がどのように機会や選択肢を左右しているのかを読み解きます。
韓国社会における競争や格差を、地域という視点から捉え直すことで、ニュースやドラマの背景にもつながる“首都圏中心社会”の実像を立体的に理解していく回です。
第2回|「韓国の移民・多文化社会」(6/4)
かつて韓国では、「単一民族国家」という自己認識が強く共有されてきました。
しかし近年は、外国人労働者、結婚移民、多文化家庭の増加によって、社会のあり方は大きく変わりつつあります。工場や農村、介護・サービス分野など、さまざまな現場で外国人住民の存在はすでに欠かせないものとなっており、韓国社会も確実に多文化化の時代に入っています。
この回では、韓国における移民・多文化化の現状を整理しながら、社会がどのように変化してきたのかを見ていきます。
あわせて、外国人労働者への依存が高まる一方で、差別や偏見、制度の不備、教育現場での対応の難しさなど、共生に向けた課題にも触れていきます。
「多文化社会」とは単に外国人が増えることではなく、社会の仕組みや価値観そのものが問い直されることでもあります。韓国がいま直面している変化を通して、現代社会における多様性と共生のあり方を考える回です。
第3回|「韓国の徴兵制と男性社会」(6/18)
韓国社会を理解するうえで、徴兵制は非常に大きな意味を持つテーマです。
韓国では、多くの男性が一定期間兵役に就くことが前提となっており、その経験は進学・就職・キャリア設計・人間関係など、人生のさまざまな場面に影響を及ぼします。兵役は単なる制度ではなく、男性同士の共有感覚や社会的な常識の一部として根付いている側面もあります。
この回では、韓国の徴兵制の基本的な仕組みを押さえたうえで、それが個人の生き方や社会の価値観にどのような影響を与えているのかを読み解きます。
さらに、徴兵制は安全保障の問題にとどまらず、男性の負担感や不公平感、女性との認識の違い、ジェンダー意識のズレとも深く結びついています。近年の議論や社会の反応にも触れながら、現代韓国における「男性らしさ」や公平性の感覚についても考えていきます。
韓国ドラマやニュースにしばしば登場する兵役の話題を、制度と社会意識の両面から理解することで、韓国社会の見え方がより深まる回です。
こんな方におすすめ!
- 韓国ドラマや映画をもっと深く楽しみたい人
- 韓国社会の背景を知りたい人
- 韓国語の学習と合わせて、社会・文化の知識も身につけたい人
授業形式
- 各回のテーマについて、講師が講義形式で丁寧に解説
- 顔出しなし、ミュート参加OK
講座の詳細
【 木曜日、全3回コース 】
5/21、6/4、6/18
19:30〜20:50(80分)
10,500円(税込み)
なし
※最少催行人数3人
ハングルが読める方が対象
※講座は日本語で進めますが、資料中に韓国語が登場する場合があります
オンライン(Zoom)
※顔出しなし・聞くだけ参加OK
※授業は録画を行います。授業動画は講座受講者に限り一定期間視聴できますので、ぜひ復習などにお役立てください。
お申し込みは、下記のリンクボタンからお申し込みいただけます。お申し込みの詳しい手順に関しましては、下記ページをご参照ください。
【メールアドレスに関して】
※授業の動画リンクや資料をお送りする場合にエラーで送れない事例が多発しているため、連絡先のメールアドレスは携帯電話のキャリアメール(@docomo.ne.jpや@softbank.ne.jp、@ezweb.ne.jpなど)以外のアドレス(Gmailなど)をご入力ください。
下記リンクをクリック後、現れたフォームに必要事項をご記入の上、送信ボタンをクリックしてください。
※お申し込み時に必ず【韓国語学習歴】と【取得資格】を備考欄にご記入ください。
講師からのメッセージ
韓興鉄先生今や映画やドラマだけでなく、YouTubeやInstagramなどのSNSで、韓国についての情報が無限に入ってくるような時代になりました。その分、これってどういうことなんだろうと気になったり、もっと知りたいと思うこともあるのではないでしょうか。
この講座では、そんな韓国社会の気になることを丁寧に解説していくものです。ところどころで、キーワードとなる韓国語も紹介していく予定です。
講師プロフィール

한흥철(韓興鉄)
翻訳/韓国語講師/編集業
横浜で生まれ、1980年代を主にソウルで過ごし、横浜へ。2002年の『韓国語ジャーナル』(アルク)創刊号から『韓国語学習ジャーナルhana』最新号まで、毎号、ニュースや社会関連の記事を担当。社会が変化していく様を追うのが好きです。
共著に『なるほどこれが韓国か 名言流行語造語で知る現代史』(朝日選書)、『K-POP bibimbap 好きな人をもっと深く知るための韓国文化』(池田書店)、訳書にキムイェスル『キャンドル革命 政権交代を生んだ韓国の市民民主主義 写真集』(コモンズ)、トンイ『ねこ8匹分の幸せと暮らしています。』(KADOKAWA)など。
韓興鉄先生の紹介ページ
HANA韓国語スクール講師紹介|韓興鉄(ハン・フンチョル)先生(韓国社会・ニュース)
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