書籍内容紹介(出版社)
本書は、昨年2025年7月韓国で発売直後に、韓国大手書店「教保文庫」総合1位のベストセラーになった書籍の日本版です。日本版刊行にあたって、ヤギワタルさんがイラストを描き下ろしてくださいました。本書は脳の専門家として活躍する著者が、スマホを見てダラダラしてしまう、三日坊主、深夜の衝動買い、ついカッとなってしまうなど「やめたくてもやめられない衝動」を脳科学、心理学、哲学の観点から紐解き、「どうしたら、衝動に振り回されずに自分本来の生きる道に集中できるか」を徹底的に解説した1冊となっております。ベストセラー訳者の岡崎さんによる、とても読み応えのある1冊です。
目次
第1章 「わかっちゃいるけどやめられない」のはなぜか?
・私たちはなぜ同じ過ちを繰り返すのか?
・私に代わって決断する頭の中の「俳優」たち
・「止まれない」なら回り道を作れ
・自分を変えたければ脳の設計からやり直す
第2章 「やるべきこと」をやらずに、スマホに没頭してしまう理由
・決意はできるのに、続かないのはなぜ?
・自分を何度も裏切らせる「脳の回路」
・失敗は繰り返される。理由はいつもほとんど同じ
・小さくて具体的な変化が人生を変え始めた
第3章 なぜ、買わなくていいものをポチってしまうのか
・衝動買いって、なんでこんなにクセになる?
・持たない暮らしを選んだ哲学者の知恵
・財布を開けるのは、結局「脳の回路」だ
・意識的に買うことで、人生はもっと軽くなる
第4章 やめたいと思うほどにハマってしまうワケ
・依存は“意志の弱さ”じゃない!
・崩れるのは「脳」ではなく、「心」だ
・ドーパミン回路をもう一度設計する
・回復に成功した人たちは何が違ったのか?
第5章 恋に落ちるのは簡単。愛するのが難しい
・感情と勘違いが絡まりあう恋愛の現場
・愛を長持ちさせる“感情メンテナンス術”
・ケンカしても仲良しなカップルの秘密
第6章 どうして子どもは言うことを聞かないの?
・子どもは親の第二の人生ではない
・「工事中」の子どもの脳を理解すべし
・感情に振り回されない子育てのコツ
・子どもと向き合うことで、自分も変わっていく
プロフィール
著者 キム・ソクチェ
神経内科専門医。サムスンソウル病院にて長年にわたり脳機能および神経生理学の研究に従事。SCI登録の国際学術誌に60本以上の論文を発表するなど、脳科学分野における主要研究者の一人として高く評価される。もっと患者に寄り添いたいとの思いから近年、故郷の天安に戻りクリニックを開院。脳機能障害に起因する多様な疾患の治療に力を注いでいる。同時に、人間の行動や心理への関心から哲学・心理学を基盤とした研究や論文発表にも取り組み、大韓民国新聞社協会主管「韓国を輝かせた人々」選定、第4回LG生命科学未来医学者賞受賞など、医師としての専門性にとどまらない幅広い分野で活動している。
訳者 岡崎暢子
翻訳者、編集者。訳書に『あやうく一生懸命生きるところだった』『教養としてのラテン語の授業』『人生は「気分」が10割』『人生は期待ゼロがうまくいく』(以上、ダイヤモンド社)、『作文宿題が30分で書ける! 秘密のハーバード作文』(CEメディアハウス)、『ナビエ・ストークス方程式と僕らの最終定理』(東京ニュース通信社)などがある。
とんそく子のひとこと感想
とんそく子脳科学の視点から「わかっているのにやめられない行動」を解き明かしていく一冊。
スマホをつい見てしまうことや、衝動買い、三日坊主など、誰もが思い当たるテーマが取り上げられていて、「ああ、これ自分のことだ…」とドキッとする場面がたくさんありそうです。
「意志が弱いからダメなんだ」と自分を責めるのではなく、脳のしくみや習慣の作られ方から考えていくところが面白そうだなと思いました。
自分の行動を少し客観的に見つめ直すヒントがもらえそうな一冊です。
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