『「やってみたい」と思った今がそのとき』(花岡理恵著|あさ出版刊)

書籍内容紹介(出版社)

いつ極端な選択をしてもおかしくないうつ病をわずらっているとき、救いは推しである韓国人俳優だった著者。しかし、その俳優は自殺。悲しみに打ちひしがれながらも、「(生きる希望を持たせてくれた彼に)墓前で韓国語でお礼を伝えたい!」と一念発起し、44歳から韓国語学習を開始。

その決断こそ、のちに語り草となる、わずか7年後、51歳で日本でトップレベルの韓国語字幕監修者となった、常識を打ち破る快進撃のはじまりだった――。

25年間ものあいだ、普通の専業主婦として生きてきた彼女が得たものとは? そしてお墓参りはどうなったのか?

「うつ病」「推しの自殺」など、彼女が経験したさまざまなことを元に、「何かをしたい」と思ったときに躊躇してしまいがちな、女性の背中を柔らかく押す、「迷ったらやってみる」「目の前のことを全力でやる」「楽しいことは続く」という著者の価値観に代表される「自分の気持ちにブレーキをかけない」生き方を書く。

読むとやる気と勇気が出てくる!

もくじ

第1章何がきっかけで人生がどう変わるか、誰にも予想はできない

第2章日々の生活を受け止めた先に道は続く

第3章「自分らしく」生きるとは

第4章「人の目」より自分に向き合う

第5章「夢中になれる」何かを見つけると

著者プロフィール

花岡理恵(はなおか・りえ)
韓国(アジア)映像字幕監修者/翻訳実務士®(韓日)
1966年、東京・渋谷生まれ。帝京大学文学部国文学科(現・日本文化学科)卒業後、早稲田大学大学院研究生(日本語日本文学専攻)となる。まもなく結婚をし、約25年間専業主婦として過ごす。
2010年、重度のうつ病に苦しむ中、生きる希望となっていた推しの韓流スター、パク・ヨンハ氏が32歳の若さで命を絶った際に「心が救われて極端な選択を踏みとどまれた感謝の気持ちを、ヨンハのお墓に行って韓国語で伝えたい」と思ったのがきっかけとなり、2011年・44歳で韓国語学習を開始。2017年、有限会社西ヶ原字幕社・映像翻訳スクーリング修了。同年、51歳で配給会社である株式会社コンテンツセブンに韓国ドラマの字幕監修者として入社。
韓国語の学習開始からわずか7年で字幕監修者としてデビューした。2019年よりフリー。2021年、翻訳実務検定「TQE®」に初受検にて合格(韓→日)し、「翻訳実務士®」の資格を取得した。主な監修作品に『リッチマン〜嘘つきは恋の始まり〜』『バッドパパ』『テプンの花嫁〜愛と復讐の羅針盤』『危険な約束』『高麗契丹戦争』などがある。

とんそく子のひとこと感想

tonsokuco04 とんそく子

著者の花岡理恵さんには以前HANAのイベントでもお話しいただき、その行動力と前向きさにとても刺激を受けたのを覚えています。今回の本も、タイトルからして今の自分にぐっと響く内容になっていそうで、読むのが楽しみです。

もくじをぱらぱら見ていて、思わず「『背伸び』することで見えてくるもの」という項目に目が止まりました。分かる……!と思いながら、そこから先に読み始めてしまいました。

身近なところでの「背伸び」を繰り返して目標に近づいていく。

自分のこれからにもきっとヒントになる気がしています。ページをめくるのが楽しみな一冊です。

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著者
花岡理恵
ISBN
9784866677569
判型
B6
ページ数
184
定価
1,540円(税込み)
発売日
2025年6月17日
ジャンル
一般
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