K-POPの源流をたどる! 韓国の1990年代歌謡(6) バラードの名曲1

K-POPの源流をたどる! 韓国の1990年代歌謡(6) バラードの名曲1

バラードの全盛期、1990年代。前回は「バラードの皇帝」신승훈(シン・スンフン)の名曲を紹介しましたが、今回は同じ1990年代に韓国人の心をわしづかみにした他のソロ歌手によるバラードの名曲を紹介していきたいと思います。

1980年代後半~90年代初頭のバラード

悲しい恋を歌ったマイナー調の歌は、昔から韓国で好まれてきました。1980年代後半になると이문세(イ・ムンセ)や변진섭(ピョン・ジンソプ)など、「バラードといえばこの人」と言われるような歌手が現れ、ヒット曲を残しました。

イ・ムンセ「가로수 그늘 아래 서면(街路樹の陰の下に立つと)」

その中からいくつかの曲を紹介すると、まずイ・ムンセの名曲「가로수 그늘 아래 서면(カロス クヌル アレ ソミョン)(街路樹の陰の下に立つと)」。

「가로수 그늘 아래 서면(街路樹の陰の下に立つと)」

ピョン・ジンソプ「너에게로 또 다시(君のもとへまた)」

ピョン・ジンソプの「너에게로 또 다시( ノエゲロ ト ダシ)(君のもとへまた)」。

「너에게로 또 다시(君のもとへまた)」

キム・ヒョンシク「내 사랑 내 곁에(愛する人よ僕のそばに)」

そして1990年代に入り、김현식(キム・ヒョンシク)が「내 사랑 내 곁에( ネ サラン ネ ギョテ)(愛する人よ僕のそばに)」を発表します。

「내 사랑 내 곁에(愛する人よ僕のそばに)」

キム・ヒョンシクは1980年代に活躍したフォーク・ロック・ブルース歌手で、この曲が発表されたのは1991年。実は、この曲は彼が病と闘いながら残した曲で、発表された時に彼はこの世にいませんでした(1990年11月逝去)。 

男性ソロ歌手による1990年代のバラードの名曲

1990年代に入ると音楽が産業として拡大し始めます。前回紹介した신승훈(シン・スンフン)のような自他共に「バラード歌手」と認める歌手が生まれる一方で、フォークやロック、R&B、ヒップホップなど、さまざまなジャンルからバラードの名曲が生まれます。

イ・スンファン「천 일 동안(1000日の間)」

ロック系のソロ歌手のバラード曲としてまず挙げられるのが、이승환(イ・スンファン)による「천 일 동안( チョ ニル トンアン)(1000日の間)」。

「천 일 동안(1000日の間)」

キム・ギョンホ「나를 슬프게 하는 사람들(私を悲しませる人たち)」

ロック系美声ボーカリスト김경호(キム・ギョンホ)の「나를 슬프게 하는 사람들( ナルル スルプゲ ハヌン サラムドゥル)(私を悲しませる人たち)」。

「나를 슬프게 하는 사람들(私を悲しませる人たち)」

イム・ジェボム「고해(告解)」

ロックバンド시나위(シナウィ)の元ボーカルで、ハスキーボイスの임재범(イム・ジェボム)の「고해( コヘ)(告解)」。

「고해(告解)」

チョ・グァヌ「늪(沼)」

伝統音楽から歌手に転身し、哀愁をたたえた独特のファルセットで歌い上げる조관우(チョ・グァヌ)の「( ヌプ)(沼)」。

「늪(沼)」

チョ・ソンモ「To Heaven」

1990年代の最後半には、2000年代に全盛期を迎える「バラードの皇太子」조성모(チョ・ソンモ)がデビューします。そのデビュー曲が「To Heaven」です。

「To Heaven」

次回に続く)

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