
韓国のドラマや映画、社会ニュースに触れる中で、その背景にある歴史や制度、価値観について疑問を感じたことはありませんか。
本講座では、韓国社会に関する基礎的なテーマを取り上げ、成り立ちや現在の姿をひもときながら、理解を深めていきます。
講座概要
この講座では、韓国社会に関する話題を中心に、文化や制度、価値観など、日常ではあまり深く考える機会のないトピックをやさしく丁寧に解説します。
Zoomによるオンライン講義形式で、顔出しや発言の必要はありません。さらに、聞き逃し配信もあるので、自分のペースで学ぶことができます。
テーマ(全3回)
第1回|「受験戦争と教育熱」(10/9)
「教育熱心な国」というイメージの強い韓国。大学入試(수능)の日には遅刻しないようパトカーが受験生を乗せたり、リスニングの邪魔にならないよう飛行機の離着陸が制限されることが、日本でもニュースになったりします。
なぜ韓国では教育が重視されるのでしょうか? 「教育熱」が世界で一番高いといわれるほどの競争の背景や、家族・社会に与える影響を探ります。
第2回|「財閥と韓国経済」(10/23)
サムスンやヒュンダイに代表される韓国の大企業集団「財閥(재벌)」。韓国経済をけん引する存在である一方で、格差や雇用の問題にも大きく関わっています。
財閥の種類や歴史、現状を学びながら、韓国社会の姿を立体的に理解します。
第3回|「韓国のムダンの世界」(11/6)
韓国ドラマや映画に時折登場する巫堂(무당)。占いや祈祷を信じる文化は、いまも韓国社会に根づいています。
古代から続く信仰のあり方や、人々がムダンに頼る理由をひもときながら、現代韓国文化の一面をのぞいてみましょう。
こんな方におすすめ!
- 韓国ドラマや映画をもっと深く楽しみたい人
- 韓国社会の背景を知りたい人
- 韓国語の学習と合わせて、社会・文化の知識も身につけたい人
授業形式
- 各回のテーマについて、講師が講義形式で丁寧に解説
- 顔出しなし、ミュート参加OK
講座の詳細
【 木曜日、全3回コース 】
10/9、10/23、11/6
19:30〜20:50(80分)
10,500円(税込み)
なし
※最少催行人数3人
ハングルが読める方が対象
※講座は日本語で進めますが、資料中に韓国語が登場する場合があります
Zoomリアルタイム受講
※授業では録画を行います。授業動画は講座受講者に限り一定期間視聴できますので、ぜひ復習などにお役立てください。
お申し込みは、下記のリンクボタンからお申し込みいただけます。お申し込みの詳しい手順に関しましては、下記ページをご参照ください。
【メールアドレスに関して】
※授業の動画リンクや資料をお送りする場合にエラーで送れない事例が多発しているため、連絡先のメールアドレスは携帯電話のキャリアメール(@docomo.ne.jpや@softbank.ne.jp、@ezweb.ne.jpなど)以外のアドレス(Gmailなど)をご入力ください。
下記リンクをクリック後、現れたフォームに必要事項をご記入の上、送信ボタンをクリックしてください。
※お申し込み時に必ず【韓国語学習歴】と【取得資格】を備考欄にご記入ください。
講師からのメッセージ

今や映画やドラマだけでなく、YouTubeやInstagramなどのSNSで、韓国についての情報が無限に入ってくるような時代になりました。その分、これってどういうことなんだろうと気になったり、もっと知りたいと思うこともあるのではないでしょうか。
この講座では、そんな韓国社会の気になることを丁寧に解説していくものです。ところどころで、キーワードとなる韓国語も紹介していく予定です。
講師プロフィール

한흥철(韓興鉄)
翻訳/韓国語講師/編集業
横浜で生まれ、1980年代を主にソウルで過ごし、横浜へ。2002年の『韓国語ジャーナル』(アルク)創刊号から『韓国語学習ジャーナルhana』最新号まで、毎号、ニュースや社会関連の記事を担当。社会が変化していく様を追うのが好きです。
共著に『なるほどこれが韓国か 名言流行語造語で知る現代史』(朝日選書)、『K-POP bibimbap 好きな人をもっと深く知るための韓国文化』(池田書店)、訳書にキムイェスル『キャンドル革命 政権交代を生んだ韓国の市民民主主義 写真集』(コモンズ)、トンイ『ねこ8匹分の幸せと暮らしています。』(KADOKAWA)など。