이그저と「こそあ」の対応のうち、特に注意すべきなのは그と「あ」が対応する場合です。
まず、“그”は相手のそばにあるものを指すので、基本的には「そ」と対応しますが、その他にも話し手と聞き手の両方が知っているものを指すときに使われます。このとき日本語では「そ」ではなく「あ」を使うので、対応にずれが生じます。
次に、韓国語の“저”は、今まさに見えている遠くのものを指すときのみ使えます。
なお、이그저には、それぞれ요고조という変化形があります。これらには、指す対象を小さく見るニュアンスがあります。また、対象あるいは聞き手に対し、愛情を込めたり見下したりする気持ちを含むこともあります。
요고조の三つのうち요は、自分に近いもの(手に持ったものや、そばにいる親しい人など)を指す関係上、対象を小さく見るニュアンスとなじむため、特によく使われます。例えば、お店で実際に手に取って選びながら「これ下さい」と言う場合、이거 주세요の他に요거 주세요と言うこともできます。
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