この記事では、日本語話者がよく使ってしまう日本語直訳式の韓国語から脱し、よりネイティブっぽい韓国語の表現を身に付けることを目指します!
ここでの「ネイティブっぽい」というのは、「直訳式の発想からはなかなか生まれてこない」という意味です。
今回の日本語表現「10億ウォンってそうサラッと言うなよ」
![「10億ウォンってそうサラッと言うなよ」ネイティブっぽい韓国語でなんと言うか考えてみよう](https://www.hanatas.jp/wp-content/uploads/2024/04/yuki_native02_2-1-1024x576.png)
皆さんなら、どんな韓国語にしますか?
![微妙そうな顔をしたゆうき先生のイラスト](https://www.hanatas.jp/wp-content/uploads/2024/04/bimyo.jpg)
10억 원이라고 그렇게 마음 편하게 말하지 마.
これでも通じるけど……。
もっとネイティブっぽい韓国語表現は?
※「+」をクリックして、答えを見てみる
![ネイティブっぽい表現「10억 원이 뉘 집 개 이름이야?」](https://www.hanatas.jp/wp-content/uploads/2024/04/yuki_native02_2.png)
→ 10억 원이 뉘 집 개 이름이야?(10億ウォンが誰かの家の犬の名前か?)
ここがポイント!
韓国語の表現には、思わず笑ってしまうようなユーモアが詰まったものが少なくありません。これもそんな代表例。
直訳すると「10億ウォンが誰かの家の犬の名前か?」となります。
10億ウォンと言えば軽々しく口にできないような大金なのに、まるで「ポチ! ポチ!」と自分の家の犬を呼ぶように「10億! 10億!」と気安く呼ぶことを実にうまく言い表しています。
뉘というのは누구の別の形。누구 집 개 이름と言い換えることもできます。
注意!
少し相手をばかにしたようなニュアンスがあるので、目上の人にはもちろん使えません。
できるだけ気心の知れた相手に対してのみ使うようにしてください。
ネイティブっぽい韓国語の対話例
A:딱 500만 원만 빌려줘.
B:500만 원이 뉘 집 개 이름도 아니고…
A:500万ウォンでいいから貸してよ。
B:500万ウォンってそう気軽に言うけどねえ……。
![10억 원이라는 이름의 개를 부르는 사람](https://www.hanatas.jp/wp-content/uploads/2024/04/10ok.jpg)
もっと知りたい方におすすめ
![ネイティブっぽい韓国語の表現200](https://www.hanatas.jp/wp-content/uploads/2023/11/native-hyogen.jpg)
ネイティブっぽい韓国語の表現200
著者:稲川右樹
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![もっと知りたいハナタス](https://www.hanatas.jp/wp-content/uploads/2024/06/hanatas_sieries-1024x193.png)