商品パッケージの韓国語には、そのお菓⼦がどんな味で、どんな成分が⼊っているのかといった内容はもちろん、⽣きた⽇常表現と実⽤的な⽂法が込められています。
「“おやつ”で学ぶ韓国語」では、韓国の마트(スーパーマーケット)や편의점(コンビニ)で買えるお菓⼦や飲み物などのパッケージをイラストで描き下ろし、実際に書かれている多様な韓国語表現をオ・ヤーツさんと一緒に学んでいきます。
記事の目次
チョコ菓子「칸쵸(カンチョ)」


「カンチョー」じゃないよ!「カンチョ」だよ!
1카니와 쵸니의 달콤한 이야기:カニとチョニの甘い物語
달콤하다はご存じ「甘い、スイートだ」という意味で、ここでは味として「甘い」のと(チョコレート菓子なので)、状況として「愛らしい、心地よい」という両方の意味を込めています。そして이야기は「お話」という意味。略して얘기という表現もよく使われます。
2 내 이름을 찾아라!:私の名前を探せ!
내は나의(私の)の略。そして너의(あなたの)の場合は略して네と書きます。ここで問題が発生するのですが、내と네は発音がほぼ同じだということ。なので紛らわしさを防ぐため、너의の略である네を実生活で言うときは「ネ」じゃなく「ニ」と発音したりします。
3과자에 새겨진 내 이름을 찾아보세요!:お菓子に刻まれた私の名前を探してみてね!
最近のカンチョには一粒一粒にそれぞれ名前が刻まれています。最近韓国で多く登録されている新生児の名前500と、カンチョの公式キャラクター4人の名前で504個の名前があるとか。
単語
- 달콤하다:甘い、スイートだ
- 이야기:お話、物語
- 이름:名前
- 찾다:探す
- 새기다:刻む

自分や知人の名前が刻まれたカンチョをSNSにアップするイベントを実施した結果、売り上げが300%増加したらしいよ!ちなみに私も3つ買って探したけど、ダメだった…
