外来語、韓国語でどう表記する?(9) 「「クラス」は클랫、클래수、클래스のどれが正しい?」

こんにちは。韓国語講師の清水碧(しみずみどり)です。「クラス」を韓国語で書くと、클랫、클래수、클래스のどれになるでしょうか? この記事では英語由来の外来語の語末の「ス」をハングルでどう書くかについて見ていきます。

外来語の表記の規則

「外来語、韓国語でどう表記する?(5) 「ギャップ」が개프じゃなくて갭になる理由」の記事で語末の「プ」「ト」「ク」を、「外来語、韓国語でどう表記する?(6) big(ビッグ)は비그と빅のどっちが正しい?」の記事で「ブ」「ド」「グ」をハングルでどう書くかについて見ていきました。

「プ」「ト」「ク」はパッチムで書くときと프、트、크になるときがあるのに対し、「ブ」「ド」「グ」は基本的に브、드、그になるけれど、例外が多いことを学びましたね。

それでは、語末の「ス」はどうなるでしょうか? 次の項目で見ていきましょう。

語末の「ス」

語末の「ス」は、必ず스で書きます。具体例を見てみましょう。

これらは벗、클랫のようにパッチムで書くことはなく、버수、클래수のように「ス」が수になることもありません。そもそも、「外来語、韓国語でどう表記する?(2) 外来語表記に用いるパッチムは7個だけ」の記事で学んだように、パッチムㅅで書くのは、サ行の[s]ではなく、タ行の[t]でしたね。

ちなみに、単語の最後に来る「ス」だけでなく、単語の頭や途中に来る「ス」も必ず스で書きます

「英語由来の外来語の「ス」は스」というシンプルな規則ですが、これで1つ迷いが減るので、覚えておくと便利ですよ^^

韓国語における外来語の小話

「外来語、韓国語でどう表記する?(5) 「ギャップ」が개프じゃなくて갭になる理由」の記事で、프、트、크になるはずのものがパッチムㅂ、ㅅ、ㄱになっていることが多々あるという話を書きました。このように、母音「ㅡ」になるはずのものがパッチムになっている例で代表的なのが、「スタッフ」という単語です。規則上正しいのは스태프ですが、話し言葉では스탭という形が非常によく用いられます。

規則上正しい形:스태프
話し言葉でよく用いられる形:스탭

話し言葉では、「スタッフが」と言うとき、스태프가ではなく、스탭이と言われることが多いです。「スタッフ」を스탭と言うと、「ステップ」の意味の스텝と発音が同じになります

staff(スタッフ):正しくは스태프、話し言葉でよく用いられるのは스탭
step(ステップ):스텝

自分で用いるときは、規則上正しい形の스태프を用いるようにしましょう。

いかがでしたでしょうか? 外来語をハングル表記する規則は複雑なので、体系的に網羅するのはなかなか難しいです。この記事の前半で学んだように、印象的な覚え方を利用して、少しずつ迷いを減らしていきましょう^^

もっと知りたいハナタス
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