外来語、韓国語でどう表記する?(10) 「「リング」は링、링구、링그のどれが正しい?」

こんにちは。韓国語講師の清水碧(しみずみどり)です。「リング」「ランニング」など、日本語で「ング」で終わる英語由来の外来語は韓国語でどう書いたら良いでしょうか?記事を読んで学びましょう。

外来語の表記の規則

韓国語を最初に学んだときに、パッチムのㅇは日本語で「ン」の音であると習ったと思います。英語由来の外来語のときは、「ン」の他に「ング」のものもパッチムのㅇになります。次の項目で詳しく見ていきましょう。

「ング」の音

日本語で「ング」になる英語由来の外来語は、韓国語で書くとき、パッチムのㅇで書きます。具体例を見てみましょう。

日本語では「グ」が入りますが、韓国語では링그や링구のように書かず、パッチムㅇだけで書くというのがポイントです。그や구の音が入らないので、どの単語も日本語よりも短くなりますね。

このように、「ング」はパッチムㅇで書きますが、「ンガ」は少し複雑です。具体例を見て見ましょう。

「ンガ」の単語は、よく用いる単語の中では「シンガー」は「ンガ」の部分をㅇ어で書き、他の多くの単語はㅇ거で書きます。

「シンガー」は싱어 송 라이터(シンガーソングライター)という単語をよく使うので、この単語でつづりを丸ごと覚えましょう。

他の単語については、「ング」のときは그や구が入らなかったのに、「ンガ」のときは거が入るのが紛らわしいですね。ただし、「ンガ」が付く単語は日常生活でそれほどたくさん用いません。핑거푸드(フィンガーフード)など、よく用いる単語でつづりを丸ごと覚えてしまえば、それほど困りません。

●韓国語における外来語の小話

「外来語、韓国語でどう表記する?(5) 「ギャップ」が개프じゃなくて갭になる理由」の記事で、短母音(伸ばしたりしない短い母音)の後ろに来る[t](「ト」の音)は、핫(ホット)のようにパッチムで書くことを学びました。しかし、規則通りにいけばパッチムで書くはずのところを、例外的に「ㅡ」を付けて書くと決まっている単語がいくつかあります。具体例を見てみましょう。

これらは닛や힛ではなく、上のように書くと規則で決まっています。히트(ヒット)は히트곡(ヒット曲)という単語をよく用いるので、覚えておきましょう。

「バッグ」を배그ではなく백、「ウェブ」を웨브ではなく웹と書くように、規則通りにいけば「ㅡ」を付けて書くはずのものを例外的にパッチムで書くことが多いですが(詳しくは「外来語、韓国語でどう表記する?(6) big(ビッグ)は비그と빅のどっちが正しい?」 の記事を参照)、このように逆の場合もあるのです。

いかがでしたでしょうか? この記事の最初で学んだ「「ング」はパッチムㅇで書く」を覚えて、つづりミスを1つ減らしましょう^^

もっと知りたいハナタス

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