キム・テイの韓国ミュージカル案内『엘리자벳(エリザベート)』

※本記事は雑誌『韓国語学習ジャーナル hana』連載「Stage」掲載時の内容を転載したものです。掲載当時の情報に基づいており、最新の情報とは異なる場合があります。

今回皆さんにご紹介する作品はミュージカル「엘리자벳(エルリジャベッ)(エリザベス)」。

日本でも宝塚や東宝で何度も上演されている人気作品なので、すでにファンの方も多いのではないでしょうか。

オーストリアの最後の皇后エリザベス、彼女の죽음(チュグム) (死)から愛された人生を描く作品です。

私はすでに3回も観ているのですが、何度でも観に行きたくなるこの作品の魅力は何でしょう。

やはり一度観ると耳から離れない美しい曲、死を擬人化し、その死がエリザベスに恋をしたという設定、西洋でも고부갈등(コブガルドゥン)(嫁しゅうとめ問題)はあり、自分の人生の意味を探そうとする女性など、感動と共感にあふれているからかもしれません。

何よりこの作品の魅力は主人公のエリザベスだけではなく、死、エリザベスを殺した루케니(ルキーニ)という魅力的なキャラクターではないでしょうか。

今年、エリザベスも死もルキーニもトリプルキャストで、エリザベスは옥주현(オク・チュヒョン)、김소현(キム・ソヒョン)、신영숙(シン・ヨンスク)さん、死は김준수(キム・ジュンス)、정택운 (チョン・テグン)、박형식 (パク・ヒョンシク)さん、ルキーニは이지훈(イ・ジフン)、강홍석 (カン・ホンソク)、박강현 (パク・カンヒョン)さんが演じています。

この名前だけを見て、「わーすごいキャスティング」と思えれば、韓国ミュージカルファン間違いなしの方です!

オク・チュヒョンさんは初演からエリザベスを演じていて、韓国ミュージカル界では誰もが知るディーバ―。
そして繊細な表現力のキム・ソヒョンさん、そして今年新エリザベスになったシン・ヨンスクさん、ヨンスクさんといえばミュージカル「모차르트(モチャルトゥ)! (モーツァルト!)」の「황금별(ファングムビョル) (星から降る金)」という歌が浮かぶくらい彼女の「星から降る金」はパワフルで優しく、聞いていると胸がじんとします。

エリザベスを誘惑する死役の3人も素晴らしいです。除隊後の初作品でエリザベスを選んだキム・ジュンスさん、「마타하리(マタハリ) (マタ・ハリ)」、「몬테크리스토(モンテクリスト[/ruby(モンテ・クリスト伯)」などで着実にミュージカル俳優として成長を見せてくれているVIXXのチョン・テグンさん。ドラマ「[ruby]슈트) (SUITS/スーツ)」「화랑(ファラン) (花郎─ファラン─)」などですてきな演技を見せてくれたパク・ヒョンシクさん。

死を誰の死で観るのかも迷ってしまい、結局3人全部観ることになり、しまいには他のキャストとの組み合わせも気になって、いつの間にか회전문 관객(フェジョンムン クァンゲク) (回転ドア観客)と呼ばれるリピーターになってしまうんです!  

皆さんも年末の自分へのご褒美として韓国への観劇の旅はいかがですか。
きっと劇場を出ながら次の観劇をすぐに計画してしまうと思います。

【公演期間】2019年2月10日まで
【場所】블루스퀘어 인터파크홀

もっと知りたいハナタス
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