
翻訳家を目指すあなたへ――第一歩はここから!
2024年10月に開講し、好評を博した「翻訳を仕事にするための『韓日文芸翻訳講座』」。その内容を再構成し、再びお届けします。
「自分の日本語で韓国の文芸作品を訳してみたい」「将来的に翻訳の仕事に携わりたい」——そんな思いを抱く方にぴったりの、翻訳講座です。辞書を使いながらでも韓国語の文芸作品を1冊読み通せる方であれば、どなたでもご参加いただけます。
講座では、現役の翻訳者が実際にどのような視点で原文を読み解き、どのようにして「和訳」ではない「翻訳」を生み出しているのかを丁寧に解説。翻訳に取り組む際の心構えや作品の文脈の読み取り方、訳文を作成する際に意識すべき日本語の特徴などについても学びます。
全3回の短期集中講座は、60分×3回のコンパクトな構成。Zoomによるオンライン講義形式で、顔出しや発言の必要はありません。さらに、聞き逃し配信もあるので、自分のペースで学ぶことができます。お盆期間中の学習にもぴったりの講座です。
こんな方におすすめです
- 将来、韓日翻訳を仕事にしたいと考えている方
- 文芸翻訳に興味がある方
- 作品にふさわしい訳文を導き出すノウハウを学びたい方
- 自分のペースで韓日翻訳について学びたい方
授業の流れ
リアルタイムでご参加いただく場合は、講義中に講師へ直接ご質問いただけます。アーカイブで受講される方も、別途ご案内する質問用フォームからご質問が可能です。
※ 時間の都合上、全ての質問には答えられない可能性がございます。予めご了承ください。
第1回 心構え 読者のいる「翻訳」をするということ | ▼何を優先する翻訳を目指すか ▼訳すための環境整備 |
第2回 作品と読解 「訳」のために必要な手順 | ▼「仕事」としての作品の読み方 ▼作業前の下準備 ▼翻訳作業中の注意点 |
第3回 仕事の翻訳 レジュメは仕事の第一歩 | ▼リーディングとは ▼レジュメの作成ポイント(実際のレジュメをもとに解説) |
講座の詳細
【お盆の3日間短期集中!】
8/13、8/14、8/15
17:00-18:00(60分)
※リアルタイム参加の方向けの質疑応答時間あり
※こちらの授業は、アーカイブのみの受講も可能です(試聴期間約1ヶ月)。
16,500円(税込み、全3回分)
なし
中上級レベル以上(ハン検準2級、TOPIK5級合格レベル以上)
※授業は基本的に日本語で進行します。
Zoomリアルタイム受講 or 録画のみのアーカイブ受講
※授業では録画を行います。授業動画は講座受講者に限り一定期間視聴できますので、ぜひ復習などにお役立てください。
※リアルタイムでご参加できない方は、録画のみの受講も可能です。
講師が準備した資料をZoom上で共有し、授業を行います。
お申し込みは、下記のリンクボタンからお申し込みいただけます。お申し込みの詳しい手順に関しましては、下記ページをご参照ください。
【メールアドレスに関して】
※授業の動画リンクや資料をお送りする場合にエラーで送れない事例が多発しているため、連絡先のメールアドレスは携帯電話のキャリアメール(@docomo.ne.jpや@softbank.ne.jp、@ezweb.ne.jpなど)以外のアドレス(Gmailなど)をご入力ください。
下記リンクをクリック後、現れたフォームに必要事項をご記入の上、送信ボタンをクリックしてください。
※お申し込み時に必ず【韓国語学習歴】と【取得資格】を備考欄にご記入ください。
講師からのメッセージ

「韓日文芸翻訳」は、韓国語で書かれた作品を日本語で〈再現〉して、韓国語を知らない読者にまで届ける仕事です。
文法が分かっていても、作品の細かいニュアンスやあじわいを伝えられなければ、残念ながら〈再現〉したことにはなりませんよね。
文芸作品を読解し、日本語の文章で再現するための準備やスキルについて、じっくりお話します。
講師プロフィール

小山内園子(おさないそのこ)
翻訳者
韓日翻訳者。NHK報道局ディレクターを経て、延世大学などで韓国語を学ぶ。訳書にク・ビョンモ『破果』『破砕』、カン・ファギル『大仏ホテルの幽霊』、イム・ソヌ『光っていません』、チェ・ソンウン『働きたいのに働けない私たち』、共訳書にイ・ミンギョン『私たちにはことばが必要だ』、チョ・ナムジュ『私たちが記したもの』など。著書に『〈弱さ〉から読み解く韓国現代文学』がある。
ご案内について
お申し込みが受理された場合、「hello@stores.jp」から予約完了のメールをお送りいたします。
予約完了メールの送信は手作業によるため、多少の時間をいただきます。2-3営業日経っても自動返信メール以外にメールが届かない場合は、お手数ですがご連絡をください。
受講料の支払い期限および有効期限
- 受講料は、前払いにてお支払いください。入金確認をもって、お申込者様のご受講が確定となります。
- 受講申し込みより指定日までに受講料のお支払いをお願いいたします。
- お支払い期限を過ぎてもご入金が確認できない場合は、キャンセル扱いとなる場合がございます。
返金・キャンセル等
- 主催側の都合により中止となった場合を除き、一度お支払いいただいた講座料の返金はいたしかねます。
- 講師の急病など主催側の都合により休講が生じた場合は、補講を行うか、休講回数分の料金をご返金いたします。
- 万が一、ご入金後にキャンセルされる場合は、開講前の講座に限り他講座への振替受講などで補填する等の対応を検討できる場合もございますので、メールまたはお電話にてご相談ください(開講後のご対応は致しかねます)。