『韓国語学習ジャーナルhana』創刊号から「hana+——韓さんのさっと5分で韓国ニュースをチェック! ニュースダイジェスト」まで、20年以上にわたり韓国のニュースと社会を追い続けてきた韓興鉄(ハン・フンチョル)先生。
膨大な資料とデータをもとに “いまの韓国” を丁寧に読み解き、変化の背景にある人々の思いまで優しく掬い取って紹介してくれる先生です。
落ち着いた口調の中に、深い知識とあたたかな人柄がにじむ。そんな先生の授業は、まるで“ニュースの向こうにある社会の息づかい”を感じられる時間です。
記事の目次
韓興鉄先生からのメッセージ動画
先生のやさしい語り口と、ふと見せる柔らかな笑顔を、ぜひ動画で感じてみてください。
講師プロフィール

한흥철(韓興鉄)
翻訳/韓国語講師/編集業
横浜で生まれ、1980年代を主にソウルで過ごし、横浜へ。2002年の『韓国語ジャーナル』(アルク)創刊号から『韓国語学習ジャーナルhana』最新号まで、毎号、ニュースや社会関連の記事を担当。社会が変化していく様を追うのが好きです。
共著に『なるほどこれが韓国か 名言流行語造語で知る現代史』(朝日選書)、『K-POP bibimbap 好きな人をもっと深く知るための韓国文化』(池田書店)、訳書にキムイェスル『キャンドル革命 政権交代を生んだ韓国の市民民主主義 写真集』(コモンズ)、トンイ『ねこ8匹分の幸せと暮らしています。』(KADOKAWA)など。
授業スタイル・ポリシー
韓国の社会やニュースを紹介するとき、自分の経験だけで「こうだ」と決めつけないことを大切にしています。
そのために、公式資料や数字、複数の視点に触れながら、“できるだけ正確に、誠実に事実を伝えること” を心がけています。
韓興鉄先生に聞きました!
- 出身地:横浜
- 趣味:釣り
- 好きな食べ物:コングクス
- 苦手な食べ物:奈良漬け
- 長所:好奇心が多め
- 短所:ストレスに弱い
- モットー:人を信じる
- 最近ハマっていること:娘とマリオカートをすること
- 朝型 or 夜型:朝型(以前は完全な夜型)
- ストレス解消法:スーパーで魚を見る
- 自分を一言で表すと?:キリン
(首が長くて臆病だけれど、どこか気まま。アフリカ生まれなのに名前は中国由来という不思議さも含め、どこか自分と重なる存在。近所の野毛山動物園のキリンもお気に入り。) - 好きな言葉:ハマ
(横浜の「ハマ」、海と陸をつなぐ「浜」、何かに熱中して「ハマる」、そして韓国語の「カバ(河馬)」。一つの言葉にさまざまな意味が重なるところが好き。)
担当講座
韓国社会のしくみと背景を学ぶ!韓国語学習者のための韓国社会講座
ニュースの裏側にある「歴史・制度・社会の流れ」を分かりやすく解説。韓国語学習者にとって避けて通れない“韓国社会の基礎”をじっくり学べます。
【年末特別イベント】2025年の韓国ニュースから韓国社会を振り返る
一年間の主要ニュースを振り返りながら、韓国社会にどのような変化があったのかを立体的に読み解く特別企画。その年を“韓国語で総括”できる貴重な機会です。
最後に
落ち着いた語り口で、韓国のことを「ただの情報」ではなく“人々の暮らしの物語”として届けてくれる韓興鉄先生。
社会を誠実に見つめるまなざしと、柔らかなユーモアをあわせ持つ、静かに寄り添ってくれるような存在です。韓国の「いま」と向き合う時間を、先生と一緒に味わってみませんか。
