みなさんの疑問にお答えします!韓国語学習Q&A「外来語の버스や시디の発音について」

韓国語を学んでいると、文法や表現、文化の違いなど、ちょっとした疑問が次々と出てきますよね。このコーナーでは、学習者の皆さんから寄せられた質問に、編集部が丁寧にお答えします。

今日の質問:外来語の버스や시디の発音が表記通りに聞こえません。

버스(バス)や시디(CD)などの外来語単語は、表記の通りでなく語頭を濃音で発音することが多いように思います。これは一種の強調でしょうか?

確かに、버스を[뻐쓰]って言ったり、시디を[씨디]って言ったりするよね。

確かに韓国語の外来語には、表記と発音が一致しない例が多くあります。

例えばご質問の버스と시디は、それぞれ[뻐쓰]と[씨디]のように、語頭の平音や語中の스が濃音で発音されます。

これらの外来語は、韓国語に入ってきた時からもともと濃音なのですが、外来語表記に濃音を使わないと決められているため、表記の上では平音で書くことにしているのです。

英語からの外来語では、b、d、g、j、zといった有声音やsが語頭にある単語の場合に、濃音にしている例が多くあります。

また英語以外では、例えばフランス語からの外来語の場合、카페(カフェ)が[까페]と発音されたり파리(パリ)が[빠리]と発音されたりするように、語頭のp、t、kが濃音で受け入れられるケースもあります。

ただし、全ての外来語が濃音で発音されるわけではありません。例えば재즈(ジャズ)は[째즈]ですが、주스(ジュース)は[주쓰]で、語頭は平音の[주]です。

これらの発音は辞書にも載っていないため、1語ずつ、出合うたびに覚えていくしかありません。てできた発音であると言われています。

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新韓国語学習Q&A333
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著者:hana編集部 編
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