こんにちは。韓国語講師の清水碧(しみずみどり)です。最初の記事で、韓国語では、単語と単語の間には基本的にスペースを入れることを学びました。しかし、인간관계(人間関係)、국립중앙박물관(国立中央博物館)のように、名詞はくっつけて書くことがありますね。どのようなときにくっつけるのか、見ていきましょう。
体言(たいげん)ってなあに?
名詞、代名詞、数詞を合わせて体言(たいげん)と言います。名詞は分かりやすいと思いますが、代名詞と数詞には、例えば次のようなものがあります。
代名詞:저(私)、우리(私達)、누구(誰)、이것(これ)、무엇(何)、여기(ここ)、어디(どこ)
数詞:일(1)、하나(1つ)、백(百)、천(千)

具体例を見ると、ピンと来るね!
体言の分かち書き:基本編
前回の記事で学んだように、韓国語はスペースを入れるのが基本で、助詞と語尾だけくっつけます。したがって、体言は分かち書きします。具体例を見てみましょう。
가족 여행(家族旅行)
회사 앞 편의점(会社の前のコンビニ)
우리 거기에 살아요.(私達、あそこに住んでいます。)
그거 하나만 주세요.(それ1つだけ下さい。)
体言の分かち書き:応用編
このように分かち書きするのが基本ですが、くっつける場合が次の3パターンあります。
①くっつけなければならない単語
②くっつけてもよい単語
③固有名詞
1つずつ具体的に見ていきましょう。
くっつけなければならない単語
複合語という、2つ以上の単語から成る単語で、인간관계(人間関係)、김치찌개(キムチチゲ)のようにくっつけなければならない単語が実はたくさんあります。他には次のようなものがあります。
대중문화(大衆文化)
영업시간(営業時間)
학교생활(学校生活)
수학여행(修学旅行)
운전면허(運転免許)
감자튀김(フライドポテト)
남자아이(男の子)
漢字語が多いようにも思えますが、固有語もあります。どのような場合にくっつけるかの法則はありません。ただし、辞書で調べる方法があるので、また別記事でご紹介します。
これらの単語は、スペースを入れると分かち書きミスになってしまいます。

よく使う単語を覚えて、TOPIKの作文試験ではくっつけて書こう!
くっつけてもよい単語
上の単語と紛らわしいですが、例えば의무 교육(義務教育)のように、分かち書きするのが原則ですが、くっつけてもよいとされている単語があります。これらの単語は、現実的にはネイティブはくっつけていることが多いです。例えば次のような感じです。
| 基本は分かち書き | くっつけてもOK | |
| 例1 | 의무 교육(義務教育) | 의무교육(義務教育) |
| 例2 | 주주 총회(株主総会) | 주주총회(株主総会) |
| 例3 | 육아 휴직(育児休暇) | 육아휴직(育児休暇) |
| 例4 | 건강 관리(健康管理) | 건강관리(健康管理) |
これらは分かち書きするのが基本なので、作文試験ではくっつけておいた方が無難です。くっつけてもよい単語も、辞書で調べる方法をまたご紹介します。
固有名詞
固有名詞も分かち書きするのが基本ですが、全て分かち書きすると読みにくいときは、意味の単位ごとにくっつけて書いてもよいとされています。例えば次のような感じです。
基本は分かち書き:국립 중앙 박물관(国立中央博物館)、한국 대학교 의과 대학(韓国大学医学部)
くっつけてもOK:국립중앙박물관、한국대학교 의과대학
現実的にはくっつけて書いてあることが多いですね。固有名詞は、その名称を使っている個人や団体の分かち書きの仕方に合わせるのがよいでしょう。

体言の分かち書きは、例外が多いね。
練習問題
日本語を参考にして、単語をくっつけるところはくっつけて、スペースを入れるところは入れて、適切に分かち書きしてみましょう。
問題1
家の前に自動車工場があります。
집 앞에 자동차 공장이 있어요.
問題2
学校の売店は営業時間が短すぎます。
학교 매점은 영업시간이 너무 짧아요.
(영업시간はくっつけなければならない単語)
問題3
何よりも健康管理が重要ですね。
무엇보다 건강 관리가 중요하네요.
(건강관리のようにくっつけてもよいが、原則は分かち書きする)
いかがでしたでしょうか? 体言の中でも数詞については、数字に関する分かち書きを扱うときに別の記事で詳しく見ていきます。

