こんにちは。韓国語講師の清水碧(しみずみどり)です。「やってみる」と言うとき、해보다のように해と보다をくっつけるのと、해 보다のように分かち書きするのは、どちらが正しいでしょうか? この記事では해 보다の보다のような補助動詞の分かち書きについて見ていきます。
補助動詞ってなあに?
補助動詞は、本動詞と呼ばれるメインで使われる動詞の後ろに、意味を追加する役割をする動詞のことです。下の①・②を見比べてみると、どういうことか分かります。

②には補助動詞の보다が用いられています。②で言いたいのは「食べる」の方ですが、補助動詞の봤어요があることで、①と比べると、「~してみる」という「試み」の意味が加わっています。
他にも補助動詞が用いられている例を見てみましょう。



普段からたくさん使っているね!
補助動詞の分かち書き
補助動詞は分かち書きするのが原則ですが、くっつけても大丈夫です。実際にはくっつけて書いてあることが多いです。いくつか例を見てみましょう。
| 基本は分かち書き | くっつけてもOK |
| 먹어 봤어요. 食べてみました。 | 먹어봤어요. 食べてみました。 |
| 선물해 줬어요. プレゼントしてくれました。 | 선물해줬어요. プレゼントしてくれました。 |
| 먹어 버렸어요. 食べてしまいました。 | 먹어버렸어요. 食べてしまいました。 |
補助動詞と紛らわしいもの
一見、本動詞+補助動詞に見えますが、辞書に1単語として登録されている単語がたくさんあります。1単語になっているものは、くっつけてもよいのではなく、くっつけなければ間違いになります。よく用いるものをいくつか見てみましょう。
알아보다(調べる)、지나가다(過ぎる)、나오다(出る)、도와주다(手伝う)、빌려주다(貸す)、도와드리다(手伝って差し上げる)、잃어버리다(なくす)、잊어버리다(忘れる)

他にもたくさんあるよ!
注意点としては、도와주다が1単語なのに対して、同じように주다と共に用いることが多い가르쳐 주다(教える)や보여 주다(見せる)は1単語ではありません。これらは本動詞+補助動詞の組み合わせなので、分かち書きするのが原則です。
1単語かどうかは辞書で調べる方法があるので、また別記事で紹介します。
練習問題
次の①~③について、日本語を参考にして正しく分かち書きしましょう。特に下線部の分かち書きに注意しましょう。
問題1
신오쿠보 에 가 본 적 이 있어요?
問題2
너무 졸려서 여덟 시 에 자 버렸어요.
너무 졸려서 여덟 시에 자 버렸어요/자버렸어요.
(버리다は補助動詞なので、原則分かち書きする。くっつけてもOK)
問題3
지갑 을 잃어 버렸어요.
지갑을 잃어버렸어요.
(잃어버리다は1単語なので、必ずくっつける)
いかがでしょうか? 補助動詞は分かち書きの規則の中で、重要な項目の1つです。規則を知った上で、原則通り分かち書きしたり、くっつけたりしてみましょう。

