焼き菓子「쫀득쫀득 참붕어빵」のパッケージで韓国語を学ぶ

商品パッケージの韓国語には、そのお菓⼦がどんな味で、どんな成分が⼊っているのかはもちろん、⽣きた⽇常表現と実⽤的な⽂法が込められています。

「“おやつ”で学ぶ韓国語」では、韓国の마트（スーパーマーケット）や편의점（コンビニ）で買えるお菓⼦や飲み物などのパッケージをイラストで描き下ろし、実際に書かれている多様な韓国語表現をオ・ヤーツさんと一緒に学んでいきます。

記事の目次

쫀득쫀득 참붕어빵：もちもちたい焼き

オ・ヤーツ

韓国式たい焼きである붕어빵の形をしたお菓子だよ！

찰떡はもち米などで作ったお餅の総称。쫀득함は쫀득하다の名詞形で「もちもちした感じ」や「もちもち具合」のような意味になります。

참という単語は거짓（うそ）の対義語で「真実」もしくは「本当のこと」という意味。でも今回みたいに形容詞の前に付くと、その形容詞を強調する働きをします。日本語でも「ほんとに気になる」みたいな表現を使うので、ちょっと似てますね。ただし話し言葉では참よりも진짜という表現をよく使いがちです。

動物を数えるときの単位。日本語と違って人間以外のほぼ全ての動物に対して使えます。東大門でよく食べる닭한마리（タッカンマリ）の마리もここから来ています。

난류（卵類）、우유（牛乳）、대두（大豆）、밀（小麦）

オ・ヤーツ

붕어빵という言葉は、親子や他人同士で顔が酷似しているときに使う表現でもあるよ。붕어빵ってみんな同じ形をしているからね！

この記事の執筆者

35 記事

【 김수민（キム・スミン）】

ソウルを拠点にして活動しているイラストレーター。日本に滞在していた幼少期にマンガとお菓子で日本語を勉強した経験をもとに『일본어를 군것질로 배웠습니다만?（日本語をおやつで覚えましたけど？）』を執筆。空き時間には紙コップに絵を描いてSNSに載せている。