※本記事は雑誌『韓国語学習ジャーナル hana』連載「Stage」掲載時の内容を転載したものです。掲載当時の情報に基づいており、最新の情報とは異なる場合があります。

今回皆さまにご紹介したい舞台は『완벽한 타인(完璧な他人)』です。
原作はイタリアのブラックコメディー映画『おとなの事情』で、韓国や日本をはじめ、世界中でリメークされているので、ご覧になった方も多いのではないでしょうか。
何組かの夫婦を含む仲の良い友人同士が集まってのホームパーティー。そこで一人の参加者が次のような提案をします。
「スマホの전화(電話)、문자(ショートメール)、카톡(カカオトーク/通話・メッセンジャーアプリ)、이메일(Eメール)を、これからここにいるみんなで共有するゲームをしよう」と。
仲の良い夫婦・友人同士だから秘密などないと言っていたのに、ゲームをしていくうちにスマホを通して隠された秘密が一人一人明らかになっていきます。
仲いいふりをしていた人、不倫をしている人、仲間外れにされていた人など。スマホが鳴るたびにその場にいる人たちには緊張が走ります。
この作品を映画で見た時、ほとんど同じ場所で、登場人物も変わらずに話が進むので、これは舞台にしても面白いのではないかと思っていたら、やはり舞台化!演技力のある俳優たちによって上演されることになりました。
ドラマ「사랑의 불시착(愛の不時着)」で印象的な演技を見せた양경원 (ヤン・ギョンウォン)さん、 임철수 (イム・チョルス)さん、ドラマ「악의 꽃 (悪の花)」に出演した장희진 (チャン・ヒジン)さん、バラエティー番組「나 혼자 산다 (私は一人で暮らす〜シングルのハッピーライフ〜)」に出演した이시언(イ・シオン)さんほか、いろんな分野で演技力を認められた俳優さんたちが出演しています。
演出は공연 배달 서비스 간다(劇団「公演配達サービスカンダ」)の演出家で、『나와 할아버지 (僕とおじいさん)』、『뜨거운 여름(熱い夏)』『거울공주 평강이야기(鏡姫ピョンガン物語)』などを演出した민준호(ミン・ジュノ)さんです。
食事をしながら会話をするという設定を、最後の晩さんのような長いテーブルでの食事シーンという演出にしたそうです。
映画をどのように舞台化したのか、ストーリーの描き方は映画も舞台も同じなのか、秘密を持つ夫婦や友人たちを俳優たちがどのように演じるのか。
映画の中で印象的だった세상에는 완벽한 사람들이 없어요 우린 상처받기 쉽고. (世の中には完璧な人はいないです。私たちは傷つきやすいし)というせりふが、舞台ではどのように表現されるのか。
いろいろなことが、見る前から楽しみです!
公演期間:2021年8月1日まで
場所:세종문화회관 (世宗文化会館)


