キム・テイの韓国ミュージカル案内『하데스타운 (ハデスタウン)』

※本記事は雑誌『韓国語学習ジャーナル hana』連載「Stage」掲載時の内容を転載したものです。掲載当時の情報に基づいており、最新の情報とは異なる場合があります。

今回皆さまにご紹介したい舞台はミュージカル「하데스타운(ハデスタウン)(ハデスタウン)」です。2016年にオフブロードウェイ、2019年にはブロードウェイで上演されたブロードウェイの最新作で、ライセンス公演としては韓国での上演が初めてとなる作品です。

ブロードウェイで開幕した後、トニー賞15部門のうち14部門にノミネートされ、最優秀ミュージカル作品賞をはじめ演出賞、オリジナル楽曲賞、オーケストラ編曲賞、助演男優賞、装置デザイン賞、照明デザイン賞、音響デザイン賞まで全8部門で受賞しました。

グラミー賞での最優秀劇場ミュージカル・アルバム賞など、他でとった賞まで入れると1年に20個もの賞を受賞した作品です。

ストーリーのアイデアや曲のスタイルが新鮮だという評判を聞いて見たいと思ってはいたのですが、こんなに早く韓国で見ることができるとは驚きました。

「ハデスタウン」はギリシャを土台にしたミュージカルです。吟遊詩人である오르페우스(オルペウス)(オルフェウス)が亡くなった妻에우리디케(エウリディケ)(エウリュディケ)を生き返らすために冥界に下り、音楽で地獄の住人たちを魅了し、冥界の神하데스(ハデス)(ハデス)から地上に戻ることを許されるという神話です。

その後は皆さんも聞いたことがあるであろうストーリーです。

地上に出るまで後ろを振り返ってエウリュディケの顔を見てはいけないことが条件だったのに、あと一歩というところで後ろを振り返ってしまうという何とも悲しいお話です。  

ギリシャ神話を土台にしながら現代的に再解釈したハデスタウンの音楽はジャズ、フォーク、ブルースと多様。

最近、ジャズのアルバム『JAZZ DIVA』を発売した美声の持ち主박혜나(パク・ヘナ)さんがハデスの妻である페르세포네(ペルセポネ)(ペルセポネ)を演じているので、楽しみは倍になると思います。

妻のために地下世界に行くオルフェウスの歌は地獄の住民たちをも魅了させる歌。歌唱力のある実力派俳優たちの出演で성스루 뮤지컬(ソンスル ミュジコル) (作品の最初から最後までせりふはなく歌で表現されるミュージカル)の良さがさらに大きくなると思います。

神話との違いを探すのも楽しみの一つですね。

公演期間:2022年2月27日まで
場所:LG아트센터 (LGアートセンター)

もっと知りたいハナタス
SHARE

韓国語講座を探すLesson