こんにちは。韓国語講師の清水碧(しみずみどり)です。単語と単語は分かち書きするはずなのに、인간관계(人間関係)はくっつけるのはなぜでしょうか? 辞書を見ればその理由が分かります。この記事では、分かち書きの有無を辞書で調べる方法を学びます。
分かち書きすると間違いになる単語
「分かち書きの基本ルール」の記事で、単語と単語は分かち書きするのが基本であることを学びました。しかし、「名詞の分かち書き」の記事では、2つ以上の単語から成る単語で、くっつけなければならない単語がたくさん出てきましたね。例えば次のような感じです。
인간관계(人間関係)
김치찌개(キムチチゲ)
대중문화(大衆文化)
영업시간(営業時間)
ハナタス分かち書きすると間違いになるよ。
一方で、分かち書きが原則、くっつけてもOKという単語もありました。具体例を見てみましょう。
| 基本は分かち書き | くっつけてもOK | |
| 例1 | 의무 교육(義務教育) | 의무교육(義務教育) |
| 例2 | 주주 총회(株主総会) | 주주총회(株主総会) |
| 例3 | 육아 휴직(育児休暇) | 육아휴직(育児休暇) |
| 例4 | 건강 관리(健康管理) | 건강관리(健康管理) |
「くっつけなければならない単語」と「分かち書きが原則、くっつけてもOKな単語」のどちらなのかは、辞書を引けば分かります。次の項目で、分かち書きを調べるのに便利な辞書を紹介します。その後、実際に辞書を引く方法を見ていきましょう!
「標準国語大辞典」ってなあに?
표준국어대사전(標準国語大辞典)とは、韓国の国立国語院が作った辞書で、韓国語の基準になる辞書です。この辞書でどう記載されているかが、韓国語の正誤判断に用いられます。分かち書きの有無を調べるときも、この辞書を引けるようになることが大切です。
これから見ていく、辞書で分かち書きの有無を知る方法は、記号が分かれば知ることができます。単語の意味の部分を韓国語で読めなくても問題ありません。
ハナタス初級の人もトライしてみてね!
辞書の引き方
「人間関係」という単語が、인간관계のようにくっつけるのか、인간 관계のように分かち書きするのか分からないとします。標準国語大辞典に인간관계と入力すると、次のような画面が出てきます。

인간と관계の間にハイフン「-」がありますね。この記号があるときは、2つの単語をくっつけます。
김치찌개、대중문화も同じように検索すると、김치と찌개、대중と문화の間にハイフンがあります。従って、これらはくっつけるということが分かります。
ハナタス自分で入力して調べてみよう!
一方で、의무 교육を調べると、2つの単語の間にアーチのような「^」のマークが付いています。これは分かち書きするのが原則、くっつけてもOKという意味です。

ハナタスハイフンとアーチの記号を覚えてね!
この記号の意味は、도와주다(手伝う)などの複合動詞のときも同じです。「해 보다(やってみる)の分かち書き」の記事で、「本動詞+補助動詞」は먹어 보다(食べてみる)のように分かち書きするのが基本だけれども、くっつけて書かなければならない単語が一部あることを学びました。도와주다(手伝う)を辞書で引いてみると、도와-주다のように、間にハイフンがあるので、くっつけます。

ハナタス지나가다(過ぎる)や잊어버리다(忘れる)も調べてみてね!
練習問題
次の①~③について、標準国語大辞典を引いて、A、Bのうち正しく分かち書きしている方を選びましょう。
問題1
A: 가족여행
B: 가족 여행
A(必ずくっつける)
問題2
A: 여름 방학
B: 여름방학
基本的に分かち書き、くっつけてもOKな単語なので、AとB両方とも正解。
問題3
A: 찾아가다
B: 찾아 가다
A(必ずくっつける)
いかがでしたでしょうか? 最初は標準国語大辞典を引くのが難しく感じるかもしれませんが、必ず慣れます。自分で辞書を引くようになると、よく用いる単語の分かち書きが自然に身に付き、分かち書きの有無を何となく予測できるようになりますよ^^


