試験対策の定番!HANAの韓国語能力試験(TOPIK)教材紹介

試験対策の定番!HANAの韓国語能力試験(TOPIK)教材紹介

HANAのTOPIK対策書には、「完全対策」と「徹底攻略」の2つのシリーズがあります。たくさんの種類があってどれを選べばよいのか分からない!という方。試験本担当の編集わっしーがお答えします!

試験問題の解説が充実!「完全対策」シリーズ

まずご紹介するのは、「完全対策」シリーズです。ラインナップは以下の通りです。

  1. 韓国語能力試験TOPIK I 初級完全対策』(2014年)
  2. 韓国語能力試験TOPIK II 中・上級完全対策』(2015年)
  3. 韓国語能力試験TOPIK II 作文完全対策』(2015年)
  4. 新装版 韓国語能力試験TOPIK II 必須単語完全対策』(初版2016年、新装版2021年)

※1と2は音声CD-ROMが付属(音声ダウンロードも可能)。4は音声ダウンロード

発売から10年近くたってなお高い支持を得ており、常に重版がかかっている人気シリーズです。『TOPIK I 初級完全対策』『TOPIK II 中・上級完全対策』『作文完全対策』は問題集、『TOPIK II必須単語完全対策』語彙対策書となっています。

問題集

まずは問題集3冊を紹介します。このシリーズの特徴は、問題の解説が充実していること

『初級完全対策』と『中・上級完全対策』は韓国で出版されたTOPIK対策書を翻訳したものですが、解説部分は日本の学習者のニーズに合わせて日本で新たに執筆しています。また『作文完全対策』は、人気韓国語講師の前田真彦先生が解説を執筆しており、学習者がつまずきやすいポイントをしっかり押さえています。

たくさんの練習問題を使って練習した後、模擬試験を解きます。『初級完全対策』と『中・上級完全対策』は模擬試験のフルセット(聞き取り+書き取り+読解)を3回分収録!『作文完全対策』は書き取りのみの模擬試験を2回分収録しています!

語彙対策書

次に語彙対策書である『TOPIK II 必須単語完全対策』です。こちらも韓国で出版された本が基になっています。本の構成は、よくある単語学習本と同じく、見出し語(単語)とその日本語訳、例文、さらに類義語や関連する表現などが掲載されています。

例文は、2人の会話形式となっているものが多く、プロの声優による音声もばっちり準備されています。単語を使うシチュエーションが理解しやすいだけでなく、使い方によっては会話練習にも活用できるのが特徴です。

収録語彙は約1500語で、TOPIK IIに必要な単語がこれ一冊で学習できます!

問題パターン別に対策!「徹底攻略」シリーズ

次に、「徹底攻略」シリーズのご紹介です。このシリーズのラインナップは以下の通りです。

  1. 新装版 韓国語能力試験TOPIK I 徹底攻略 出題パターン別対策と模擬テスト3回』(初版2017年、新装版2023年)
  2. 新装版 韓国語能力試験TOPIK II 徹底攻略 出題パターン別対策と模擬テスト3回』(初版2018年、新装版2023年)
  3. 韓国語能力試験TOPIK II 作文徹底攻略 問題別対策と模擬テスト5回』(2023年)

※5と6は音声ダウンロード

このシリーズの特徴は、問題パターン別にしっかり対策ができることです。TOPIKは問題のパターンが毎回決まっているので、どのような問題が出るのかあらかじめ覚えておけば、本番でも慌てずに解くことができます。

パターンごとに、効率的に問題を解く方法も解説されています。パターン別対策のページが本全体の40%ほど、『TOPIK II 作文徹底攻略』に至っては90%を占めており、その充実度合いがうかがえます。

対策をしっかり終えた後は、模擬テストに挑戦!タイトルにもある通り、『TOPIK I 徹底攻略』と『TOPIK II 徹底攻略』はフルセット3回分、『TOPIK II 作文徹底攻略』は書き取りのみ5回分収録しています。

「完全対策」と「徹底攻略」、どっちがいいの?

TOPIKの試験を目前に控え、今はとにかく問題の数をこなしたい!という人には、「完全対策」でトレーニングするのがおすすめ。

試験まで日数があり、前もって計画を立てて臨みたい!という人には、試験の傾向をしっかり分析できる「徹底攻略」で自分の苦手をつぶしていくのがよいでしょう。

もちろん、これらに掲載されている試験問題に重複はありませんので、1冊の内容を学び尽くしたら、別の本でさらに練習することができます!

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