こんにちは。韓国語講師の清水碧(しみずみどり)です。맨손(素手)の맨-や한여름(真夏)の한-のように、単語の前にくっついて、意味を付け加える部分がありますね。この記事では、맨-や한-のような接頭辞の分かち書きについて見ていきます。
接頭辞(せっとうじ)ってなあに?
接頭辞とは、単語の前にくっついて、意味を付け加える部分のことです。具体例を見てみましょう。
맨손(素手)、한여름(真夏)、늦잠(寝坊)、맞벌이(共働き)、막차(終電)
ハナタスこれらの接頭辞が付いた単語は他にもたくさんあるよ!探してみよう。
接頭辞の分かち書き
接頭辞は単独で用いることはありません。後ろに来る単語にくっついて他の単語の一部になり、新しい単語を作ります。「接頭辞+後ろに来る単語」で一単語なので、必ずくっつけます。

첫 출근と한여름の分かち書きの違い
「이(この)、그(その)、저(あの)の分かち書き」で、冠形詞の分かち書きを学びました。それでは、첫 출근(初出勤)の첫のような冠形詞と、接頭辞はどう違うのでしょうか?冠形詞なら後ろに来る名詞と分かち書きし、接頭辞ならくっつけなければなりません。気になっている形が冠形詞か接頭辞かはどうやったら分かるのでしょうか?
気になる形があって、冠形詞か接頭辞か分からないときは、「分かち書きに辞書が必須な理由」で学習した、標準国語大辞典を引けば分かります。
接頭辞は、後ろにハイフンがあります。한여름(真夏)の한-を例に見てみましょう。

冠形詞は、ハイフンがありません。첫 출근(初出勤)の첫を例に見てみましょう。

ハナタスハイフンの有無で分かるのは、便利だね!
ただし、接頭辞を辞書で引くのは、「分かち書きに辞書が必須な理由」の記事で見た、「人間関係」のような名詞を調べるときよりもハイレベルです。
接頭辞は、例えば上に挙げた한-を辞書で引くと、하나(1つの)に関係する、冠形詞の한や「恨」、「韓」といった名詞の한など、様々な候補が出てきます。従って、韓国語を読んで、探している한を見つけ出さなければなりません。

ハナタス自分が気になっている한-を見つけるの、難しそうだね。
さらに、「冠形詞+名詞」でも、첫사랑(初恋)や옛날(昔)のように、一単語になっていてくっつけるものもあるため、複雑です。
現実的には、「気になる形が接頭辞であっても冠形詞であっても、辞書に入力して、一単語として載っていれば、くっつける」というやり方で乗り切るのが賢いやり方です。
練習問題
次の①~③について、標準国語大辞典を引いて、A、Bのうち正しく分かち書きしている方を選びましょう。
問題1
A:한 가운데
B:한가운데
B(한-は接頭辞なので、後ろの名詞とくっつける。)
問題2
A:늦 더위
B: 늦더위
B(늦-は接頭辞なので、後ろの名詞とくっつける。)
問題3
A:새 옷
B:새옷
A(새は冠形詞なので、後ろの名詞と分かち書きする。)
いかがでしたでしょうか? まずは、よく出てくる接頭辞や接頭辞が付いた単語は覚えましょう。その上で、分かち書きが分からなくなったら、辞書を引いて一単語として掲載されていれば、くっつける!で乗り切りましょう。

