こんにちは。韓国語講師の清水碧(しみずみどり)です。그 사람(その人)のように、이(この)、그(その)、저(あの)は後ろに来る名詞と分かち書きしますが、그때(あの時)はくっつけるのはなぜでしょうか? この記事では、이、그、저のような冠形詞の分かち書きについて、見ていきます。
冠形詞(かんけいし)ってなあに?
이(この)、그(その)、저(あの)のように、名詞の前に置かれて、後ろに来る名詞の意味を詳しく説明する単語を、冠形詞(かんけいし)と言います。冠形詞には、次のようなものがあります。
이(この)、그(その、あの)、저(あの)、어느(どの)、무슨(なんの)
첫(初めての)、새(新しい)、옛(昔の)、헌(古い)、모든(全ての)、온갖(あらゆる)
한(1つの)、두(2つの)、세(3つの)、스무(20の)、한두(1つか2つの)、두세(2つか3つの)
ハナタス活用しないのが冠形詞の特徴だよ!
冠形詞の分かち書き
基本編
冠形詞と後ろに来る名詞は分かち書きします。具体例を見てみましょう。


応用編
分かち書きするのが基本ですが、一単語になっているものはくっつけます。그때(その時、あの時)や그분(その方、あの方)は特によく用いるので、覚えておきましょう。
【方向を表すもの】
이쪽(こちら)、그쪽(そちら)、저쪽(あちら)
※어느 쪽(どちら)は分かち書きする
【 그 】
그날(その日、あの日)、그때(その時、あの時)、그분(その方、あの方)、그중(その中)
【 어느 】
어느덧(いつの間にか)、어느새(いつの間にか)
【 첫 】
첫걸음(第一歩)、첫사랑(初恋)
【 새 】
새해(新年)、새내기(新入り、新米)、새싹(新芽)、새댁(新妻)
【 옛 】
옛날(昔)、옛날이야기(昔話)、옛사랑(昔の恋)
【 헌 】
헌책(古本)
【 한 】
한편(一方)
ハナタスTOPIKの作文でもくっつけて書いてね!
「冠形詞+名詞」か一単語かどうか知りたいときは、「韓国語のスペースの入れ方を学ぶ⑧ 分かち書きに辞書が必須な理由」の記事で学んだ、標準国語大辞典に入力して調べる方法を試してみてください。
発展編
数は少ないですが、意味によって分かち書きの有無が変わる単語がいくつかあります。ここではそのうちの1つを見ていきましょう。
同じ「1回」でも、回数を数えるときは、한 번という風に分かち書きし、「試しに一度」という意味のときは、한번という風にくっつけます。例文を見てみましょう。
한국에 한 번만 가 본 적이 있어요.(韓国に一度だけ行ったことがあります。)
언제 한번 우리 집에 놀러 오세요.(今度ぜひうちに遊びに来てください)
ハナタス例文を見ると、違いが分かるね!
練習問題
次の①~③について、A、Bのうち下線部を正しく分かち書きしている方を選びましょう。
問題1
A: 그 분이 언제 오셨어요?
B: 그분이 언제 오셨어요?
B(그분は一単語なので、くっつける)
問題2
A: 프로그램에 첫 출연 한 소감을 말씀해 주세요.
B: 프로그램에 첫출연 한 소감을 말씀해 주세요.
A(冠形詞と後ろに来る名詞は分かち書きする)
問題3
A: 새 해 복 많이 받으세요.
B: 새해 복 많이 받으세요.
B(새해は一単語なので、くっつける)
いかがでしたでしょうか? 単語と単語は分かち書きするのが基本ですが、例外もたくさん出てきますね! 基本を忘れず、例外のうちよく用いるものから覚えていきましょう^^

