※本記事は雑誌『韓国語学習ジャーナル hana』連載「Stage」掲載時の内容を転載したものです。掲載当時の情報に基づいており、最新の情報とは異なる場合があります。

今回皆さまに紹介する舞台はミュージカル「스위니 토드(スウィニー・トッド)」です。
스티븐 손드하임(スティーヴン・ソンドハイム)の偉大な傑作といわれている스릴러 뮤지컬(スリラーミュージカル)です。
19世紀の英国を舞台に、愛する妻と娘と幸せに暮らしていた堅実な理髪師벤자민 바커 (ベンジャミン・バーカー)が、彼の妻を横恋慕する悪名高い터핀 판사(ターピン判事)によって無実の罪で投獄させられてしまいます。
15年後、脱獄した彼はスウィニー・トッドと名前を変え、街に戻り러빗 부인 (ミセス・ラヴェット)のパイ屋の2階に理髪店を構え、復讐をするという話です。
復讐や殺人というテーマを扱っているため、暗いイメージがあるかもしれませんが、笑えるシーンや耳から離れないナンバーと見事に訳された歌詞、出演者の素晴らしい演技と歌で、前回の公演でも何度も観劇に訪れるファンが続出したほどの作品です。
3年ぶりの再演となる今回の公演では、主人公のスウィニー・トッド役が一新。
多彩な作品でインパクトある演技を見せている강필석(カン・ピルソク)さんと映像と舞台の両方で活躍している신성록(シン・ソンロク)さん、이규형(イ・ギュヒョン)さんがどのような스위니 토드を見せてくれるのか楽しみです。
また、主人公に負けない人気を誇るミセス・ラヴェットは、劇中でとてつもなく残酷なことをしているのに、なぜかかわいかったり、面白かったりします。
そんなミセス・ラヴェットを今回演じるのは、第1回한국뮤지컬어워즈(韓国ミュージカルアワード)主演女優賞をミセス・ラヴェット役で受賞した전미도(チョン・ミド)さん、3年前の公演でも同役を演じ好評を博した김지현 (キム・ジヒョン)さんと린아 (リナ)さんです。
以前の公演では3人とも普段のイメージと全く異なる演技を見せてくれたので、今回はどんなミセス・ラヴェットに出会えるのか期待が膨らみます。
華やかなステージ、明るく楽しいお話ではありませんが、見終わった後もさまざまな場面や一人ひとりの演技が心に残り、また見たくなる作品です。
“들어는 봤나 스위니 토드 복수에 불타던 이발사”
(聞いたことはあるか スウィーニー・トッド 復讐に燃える理髪師)
“궁금하면 잘 지켜봐 여기서 다 말하면 재미없어”
(気になるならよく見てろ ここで全て話してはつまらない)
耳に残るナンバー、独特な作品の世界を皆さんもぜひ楽しんでください。
公演期間:2022年12月1日〜2023年3月5日
場所: 샤롯데씨어터 (シャルロッテシアター)

