「현주 다이어리」#026〜#031|日本語訳と翻訳ノート

韓国語講師ヒョンジュさんが、日本で暮らす中で感じたことや考えたことを、短い韓国語でつづる「현주 다이어리(ヒョンジュダイアリー)」。


今回も、韓日翻訳者小山内園子さんによる日本語訳とともにお届けします。

→「현주 다이어리」についてはこちら

현주 다이어리 #026 주 5일 일하기(2026年10月12日の日記)

학교가 시작하면 딱 하루 아무것도 안 하는 날은 일요일.
그마저 6일간을 조금이라도 편히 지내기 위해서 뭔가 한다.
온전히 멍 때릴 수 있는 날, 일주일에 이틀 있으면 좋겠다.
찔끔찔끔 읽고 있는 니체도, 전공 서적도
낼 하루 생각하지 않고 편안한 마음으로 읽을 수 있는 날이
일주일에 이틀, 있으면 좋겠다.

小山内園子さんの日本語訳
学校が始まると、丸1日何もしない日は日曜日。
それだって、6日間を少しでも楽に過ごすために、何かしている。
頭を空っぽにしていられる日、週に2日あったらな。
ちょこちょこ読んでるニーチェも、専門書も
明日1日を気にせずに、リラックスした気分で読める日が
週に2日、あったらな。
とんそく子

先生、働きすぎです!

休みの日は仕事のメールを見ない! 返信もしない! 오로지(ひたすら)自分のためだけに時間を使う!

……と、偉そうに言っている私も、これがなかなかできないんですけどね(笑)。

休むことも仕事のうち。頭では分かっているんですがね。


현주 다이어리 #027 줄 서기(2026年10月14日の日記)

줄 서지 않는다.
늦게 온 사람이 먼저 탄다.
자기 자리에 앉지 않는다.

내가 한국에 살았을 때 이야기다.
그래서 난 일본이 너무 좋았다.
줄 선다. 새치기 안 한다. 자기 자리에 앉는다.

오늘 의자가 있는 시골 버스 정류장에
맨 앞에 앉아 있는 사람 옆에 앉지 않고
멀찌감치 떨어져 앉아 있는 사람 때문에 초조했다.
늦게 온 사람이 그 사이로 들어가 앉았다.
당겨 앉았으면 난 비도 맞지 않았을 것이다.
내가 서 있는 곳부터 지붕이 없었다.

버스 올 때가 되자 멀찌감치 앉았던 그 사람은
어디론가 가 버렸다.
뭥미? 뭥미? 뭥미?

아침부터 혼자 흥분했다.

小山内園子さんの日本語訳
列に並ばない。
後に来た人が先に乗る。
自分の席に座らない。

韓国に住んでいたときの話だ。
だから私は、日本がとてもいいと思った。
列に並ぶ。割り込まない。 自分の席に座る。

今日、ベンチが置かれた田舎のバス停で
一番前に座っている人の隣にいかずに、
少し離れた場所に腰を下ろしている人がいて、いらついた。
後から来た人が、そのあいだに座った。
つめて座ってくれてたら、私は雨にも当たらなかったはずだ。
私の立っている場所から、屋根が切れていた。

バスが来る頃になると、離れて座っていたその人は
どこかへ消えてしまった。
なにそれ? なにそれ? なにそれ?

朝からひとり気が立っていた。

현주 다이어리 #028 핸드폰(2026年10月16日の日記)

수업이 없는 날,
어딘가 짧은 여행이라도 가고 싶지만 못 가는 일요일.
도쿄에 갈 일이 생겼다.
여행 기분~ 와, 도회지 구경이닷! ㅋ

문고판 책도 가방에 넣었다.
전철도 쾌적했고 자리도 넉넉했다.
내내 핸드폰을 봤다.

내 풍경은 전혀 바뀌지 않았다.
요코하마에서 무사시코스기를 지나 시부야를 지나 신주쿠까지
내 풍경은 핸드폰 안에서만 움직였다.

고개 들어 다른 풍경을 보려면 핸드폰은 집에 두고 나와야 한다.

과연…

小山内園子さんの日本語訳
授業のない日、
どこかへ小旅行にでも行きたいけれど、行けない日曜日。
東京に行く用ができた。
旅行きぶん~、わあい、都会見物だっ!(笑)

文庫本もバッグに入れた。
電車も快適だったし、座席もゆったりしていた。
ずーっと、携帯電話を見てた。

私の風景は、まるでかわらなかった。
横浜から、武蔵小路を経て、渋谷を過ぎ、新宿まで
私の風景は、携帯電話の中でだけ動いていた。

顔を上げて別の景色を見たければ、携帯電話は家に置いて出てこなくちゃいけない。

それって……。

翻訳に関するやり取り

小山内園子
先生、質問です。この과연…に込められているのはどんな感情でしょうか? 他に言いかえるとしたらどんな表現がありますか?

현주
가능할까?
과연 내가 그게 될까?
이런 기분의 ‘과연’입니다.

小山内園子
先生のこの説明を聞いて、最後の1行はこういう訳にしてみましたが
他にも訳語はありそう。ぜひ何かの機会にみなさんの訳を聞いてみたいです!

小山内園子

この感じ。少し遠くへ行くときは、あれも読みたい、あれも聴きたいと力が入るのに、結局携帯ばかり見続けるっていう……。

そういう人が自分だけでないことを知ってうれしかったです(笑)


현주 다이어리 #029 저녁 안주(2026年10月19日の日記)

어제는 슈퍼 반찬
그제는 슈퍼 도시락
엊그제는 그래 또 슈퍼 반찬

10분 안 걸리는
요리 전 손질 필요 없는
재료 귀찮지 않은
레시피 어디 없나요…

小山内園子さんの日本語訳
昨日はスーパーのお総菜
おとといはスーパーのお弁当
数日前はそう、同じくスーパーのお総菜

10分かからない
調理の前に下準備がいらない
材料が面倒くさくない
レシピ、どっかにありませんかね……
とんそく子

「プデチゲ作って!」と言えば、ササッと作ってくれる料理ロボット、誰か開発してくれないかなあ。

献立を考えるのも、買い物も、下ごしらえも、後片付けも全部お任せ。
……ここまで書いて気づいたけど、私が欲しいのは料理ロボットじゃなくて、家事を全部やってくれるロボットだった(笑)。


현주 다이어리 #030 만능사원 오오마에(파견의 품격)(2026年10月21日の日記)

넷플릭스에서 방황하다가
반가운 드라마 발견! 오~ 파견의 품격
다시 봐도 역시 재미있다.
그런데! 시즌 2가 있었다니, 난 왜 몰랐지?
하지만! 시즌 2에는 오이즈미 요가 특출이다.

안 볼란다.
시즌 1의 그 여운으로 남겨 놓을란다. 아쉽 ㅠㅠ

그건 그렇고
한국어샘으로서 ‘오이즈미 요’라고 적었는데
젠장, 인터넷엔 ‘오오이즈미 요’
허무하다.

小山内園子さんの日本語訳
Netflixをさまよっていたら
懐かしいドラマを発見! お〜、『ハケンの品格』
見直しても、やっぱりおもしろい。
ところで! シーズン2があったって、私はなんで知らなかったんだろう?
ところが! シーズン2で오이즈미 요(大泉洋)は、特別出演だ。

観ないでおこう。

シーズン1の、その余韻を残してとっておく。残念ㅠㅠ
それはそうと
韓国語の先生として「오이즈미 요(おーいずみ よう)」って表記したけど
ちぇっ、ネットでは「오오이즈미 요(おおいずみ よう)」
がっくり。
현주

일본어를 한글로 표기할 때의 규칙 중 하나로 ‘伸ばす音’는 생략한다는 규칙이 있습니다.
대표적인 예로 ‘오오사카(大阪)’가 아니고 ‘오사카’가 되는 것처럼요.

翻訳に関するやり取り

小山内園子
この日記で一番訳しづらいのが、
시즌 1의 그 여운으로 남겨 놓을란다. 아쉽 ㅠㅠ
の아쉽 でした。
先生自身が見ないことにしている➡誰かに強制されているわけではない➡いきなり「残念」とするとつじつまが合わないような気が……。

현주
시즌2가 시즌1에서처럼 비중 있는 역할이 아니라면 시즌1의 여운이 사라질 것이 분명하니 보기 싫다는 감정이었습니다.
시즌2에서도 오이즈미 요가 주인공이길 바라는 마음, 계속 주인공이었으면 좋았을 것이라는 마음으로 아쉽다고 썼습니다^^

小山内園子
おお、見ないでおくこと、が아쉽 なのでなく、大泉洋が主人公でないことが아쉽なんですね。了解です!


현주 다이어리 #031 돌아온 의욕(2026年10月23日の日記)

일단 힘이 솟는다.
뭐부터 해야 할지 몰라서 문제이긴 하지만 ㅎㅎ
그래서 머리부터 잘랐다.
분위기가 바뀌면 새로 시작하는 느낌도 들 테니까.
다음에 또 의욕이 사라지면
얼굴에 뭔가 해 보고 싶다 ㅋㅋㅋㅋ

小山内園子さんの日本語訳
とりあえず、元気はわいてきた。
何からすべきかわからないところが問題ではあるけどww
なので、まず髪を切った。
雰囲気が変わったら、新たに始める感じにもなるだろうから。
今度また意欲がなくなったら
顔に何かしてみたい wwww

次回の현주 다이어리と日本語訳もお楽しみに

今回は、10月12日〜10月23日に公開した「현주 다이어리」#026〜#031を、日本語訳とともに振り返りました。

原文を読んだときに想像していた内容と、日本語訳を比べてみてどうでしたか?

「この表現が気になった」
「自分ならこう訳してみたい」
「この日記、なんか好き」

そんなことがあれば、ぜひコメントで聞かせてください。

「현주 다이어리」の韓国語原文は、Xで毎週月・水・金に、Instagramで毎週金曜に公開しています。

次回の日本語訳と翻訳ノートも、約2週間後にhana+で公開予定です。

執筆|承賢珠
翻訳|小山内園子
企画・進行|とんそく子

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プロフィール

執筆者

승현주(承賢珠)

韓国語講師

韓国・漢陽大学校大学院国語国文学科修了(文学修士)。1999年来日。HANA韓国語スクールで講師を務める他、コリ文語学堂、湘南工科大学、東京科学大学、フェリス女学院大学、チェッコリ翻訳スクール、外務省語学研修所でも非常勤講師。著書に『ハングル検定対策3級問題集』(共著、白水社)、韓国語きほん単語集(共著、新星出版社)、訳書『日本の衣食住』まるごと事典(IBC)、『세계시장에서 살아남는 S급 인재의 조건』(한울)、監修『도쿄산책』(한울)、Chat diary ハングルで3行日記(共著、アルク)、『読む、書く、聞く、話す 4つの力がぐんぐん伸びる! 韓国語初級ドリル』(共著、HANA)、『みんなの韓国語』(共著、白水社)。

翻訳者

小山内園子(おさないそのこ)

韓日翻訳者

NHK報道局ディレクターを経て、延世大学などで韓国語を学ぶ。訳書に『破果』『破砕』(ク・ビョンモ、岩波書店)、『大丈夫な人』『大仏ホテルの幽霊』(カン・ファギル、白水社)、『光っていません』(イム・ソヌ、東京創元社)、『ハロー、ベイビー』(キム・ウィギョン、新潮社)、『願うのは私に禁じられたこと』(梁貴子、文藝春秋)、『耳をすませば』(チョ・ナムジュ、筑摩書房)など。すんみとの共訳書に、『私たちが記したもの』(チョ・ナムジュ、筑摩書房)、『韓国、男子』(チェ・テソプ、みすず書房)など。著書に『〈弱さ〉から読み解く韓国現代文学』がある。

企画・編集

とんそく子(浅見綾子)

HANA 出版部長/マーケティング担当

大学院在学中に、韓国のソウル大学語学堂で半年間学び、その後、聖公会大学へ交換留学。修士課程修了後は、韓国の語学教材出版社に5年間勤務する。 帰国後、いくつかの出版社を経てHANAへ。2020年に営業から編集へ異動し、編集という仕事の奥深さと大変さを知る。以来、営業時代に「生意気なことを言ってごめんなさい」と反省する日々。 HANA韓国語スクールの運営担当を経て、現在は出版のマーケティングを担当。口癖は「あれ、えーっとあれ」。
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