最近、서울(ソウル)で注目を集めているのが、1人1室のプライベート空間で受けられる세신(アカスリ)。これまでは찜질방(チムジルバン、韓国式サウナ)で受けるのが一般的でしたが、人目を気にせず施術を受けられるスタイルが人気を集めています。
実際に体験してみると、想像していたほど痛くなく、施術後の肌はまるで一皮むけたようにツルッツル! 今回は、明洞から徒歩でアクセスできる「라힌(ラヒン)」に行ってきました。
アカスリ+オイルや韓方マッサージも受けられる
韓国式アカスリを、もっと気軽に、もっとプライベートに楽しみたい人におすすめなのが、ソウル・충무로(忠武路)にある「ラヒン」。従来のアカスリといえば、チムジルバンなどの浴場で受けるイメージが強いですが、ここでは1人1室のプライベート空間で施術を受けられるのが魅力です。周りの目を気にせず、自分だけの時間を過ごせるので、人前で肌を見せるのに抵抗がある人もこれなら安心。


まずは浴槽に15分ほどつかって体を温め、肌を柔らかくしていきます。その際、오미지차(オミジャ茶)か옥수수차(トウモロコシ茶)を好みに合わせてサーブしてくれるのもうれしいポイント。湯船につかりながらお茶を飲んで、のんびりリラックスできる時間は、まさに至福! 宿泊費は抑えつつ、こうしたスパ体験にちょっぴりお金をかけて、旅の疲れを癒やすのもいいかもしれません。

選べる入浴剤は라벤더(ラベンダー)、레몬(レモン)、벚꽃(桜)、티트리(ティーツリー)の4種。
アカスリというと、ゴシゴシと強くこすられるイメージがありますが、実際に体験してみると、想像していたほど痛くなく、むしろ心地いいほど。乾燥している人ほどアカが出やすいそうで、私も衝撃的な量のアカにびっくり! また、最初は素っ裸で横になって施術を受けることに少し抵抗がありましたが、施術が始まれば、恥ずかしさもいつの間にやらどこへやら。こんなに無防備になったのは、産婦人科検診以来かもしれません。
施術後は肌が一皮むけたようになめらかになり、触れたくなるほどツルツルに。コースによってはアカスリに加え、オイルや韓方マッサージなども楽しめるので、旅の疲れを癒やしながら全身をケアしたいときにおすすめです。

施術後はボディドライヤーで全身を乾かします。足元から強力な風を感じ、こちらも不思議な体験。

最後は「Dr.G」など、韓国の基礎化粧品で肌を整えて。ドライヤーはダイソン製で、髪までしっかり乾かして、軽やかな気分で次の目的地へ向かえます。

最後にもらえる바나나우유(バナナ牛乳)。日本の銭湯で우유(牛乳)を飲んだ日を思い出しました。ほかにもトウモロコシ茶や콜라(コーラ)などから選べます。

ソウルにはプライベートアカスリのお店が増えていますが、ラヒンでは2人一緒に施術を受けられるツインルームがあるのもならでは。友達や母娘旅にぴったりです。


お店があるのはビルの3階。명동(明洞)エリアからもアクセスしやすく、すぐ近くには남산골한옥마을(南山コル韓屋村)があります。いつもの韓国美容とはひと味違う体験をしてみたい人は、ぜひチェックしてみて。
세신샵라힌
セシンショップ ラヒン
서울특별시 중구 퇴계로 210-27 3층
02-6949-5677
営業時間:7:00~23:30(受け付けは~22:00)
無休
アカスリ 9万9000W~
忠武路界隈はディープな食堂の宝庫!
明洞から歩いて10分ほど。忠武路や을지로(乙支路)と呼ばれるエリアに行くと、明洞とはまったく違う、現地の人だけが集まるザ・韓国な食堂が集まっています。まずは、ラヒンのすぐ近くで見つけた분식(粉食)のお店。

気さくな店主は、親戚が大阪に住んでいるそうで、私が日本人とわかっていろいろと話しかけてくれました。現在、デュオリンゴで日本語の勉強中だそうで、日本語はおもしろい! ボケ防止にも語学の勉強はとってもいい!と熱く語ってくれました。

年季の入ったサインが貼られた店内。最近はチェーン店が多いので、こうした個人経営の粉食店が珍しくなってきました。カウンターに座って김밥(キンパッ、韓国式のり巻き)が作られる様子を見るのも楽しいものです。


キンパッは4000W、오뎅(韓国式おでん)は1000W。夏と冬は入口をビニールで覆うため、ふらっと寄るお客さんが減るのだそう。とはいえ、最近は外国人が多いので週末もオープンしているとのこと。


そのまま을지로3가역(乙支路3街駅)方面へ歩いていくと、地元の人たちでにぎわう、ディープな食堂街が広がります。居酒屋も多く、夜になるとさらに活気づくエリアです。
観光客でにぎわう明洞もいいけれど、少し韓国語ができるHANA読者の皆さんなら、もう一歩足を延ばして、忠武路や乙支路で食事を楽しんでみてはいかがでしょうか。地元の人たちに交じって食堂や居酒屋を訪れれば、また違ったソウルの魅力に出合えるはずです。
