こんにちは。韓国語講師の清水碧(しみずみどり)です。사기꾼(詐欺師)の-꾼や、조금씩(少しずつ)の-씩のように、単語の後ろにくっついて、意味を付け加える部分がありますね。この記事では、-꾼や-씩のような接尾辞の分かち書きについて見ていきます。
接尾辞(せつびじ)ってなあに?
「맨손(素手)と한여름(真夏)の分かち書き」の記事では、単語の前にくっつく接頭辞について学びましたね。接尾辞とは、単語の後ろにくっついて、意味を付け加える部分のことです。具体例を見てみましょう。
グループ1
사기꾼(詐欺師)、지우개(消しゴム)、장난꾸러기(いたずらっ子)、바느질(針仕事)、겁쟁이(臆病者)
グループ2
조금씩(少しずつ)、3시쯤(3時頃)、학생들(学生たち)、친구끼리(友達同士)、1000원짜리(1000ウォン相当の)
ハナタス実は使っていたけど、接尾辞って言うんだね!
グループ1は、元々ある単語にくっついて、新しい一単語を作ります。グループ2は、比較的自由にいろいろな単語にくっつきます。グループ1は一単語として辞書に載っているのに対し、グループ2は接尾辞が付いた形では辞書には載っていません。
接尾辞の分かち書き:基本編
接尾辞は単独で用いることはなく、必ず前の単語にくっつけます。


2は助詞のように思えるかもしれません。区別が難しいこともありますが、「助詞と語尾の分かち書き」の記事で見たように、助詞であったとしても、前の名詞にくっつけるのは同様です。従って、分かち書きを考える際には、気になる形が助詞と接尾辞のどちらであるかが分からなくても問題ありません。
接尾辞の分かち書き:応用編
同じ形でも、接尾辞か依存名詞かで分かち書きが変わる単語があります。接尾辞ならくっつけますね。依存名詞は、「할 수 있다の分かち書き」の記事でやったように、名詞の一つなので、分かち書きします。분(方、様)と님(~さん、~様)を例に見てみましょう。
분の分かち書き
「人を表す名詞」の後ろに来る-분は接尾辞なので、くっつけます。「人以外の名詞」の後ろに来る분は依存名詞なので、分かち書きします。


ハナタス連体形が来たら、分かち書きだったよね!
님の分かち書き
「人名以外」の後ろに来る-님は接尾辞なので、くっつけます。それ以外の名詞の後ろに来る님は依存名詞なので、分かち書きします。


ハナタス선생님も사장님も、くっつけた形で覚えているから、大丈夫だね!
練習問題
次の①~③について、日本語を参考にして、A、Bのうち下線部を正しく分かち書きしているものを選びましょう。
問題1
A: 매일 다림 질하는 게 귀찮아요.
B: 매일 다림질하는 게 귀찮아요.
B(-질は接尾辞なので、前の名詞にくっつける)
問題2
A: 이웃 끼리 도우면서 삽시다.
B: 이웃끼리 도우면서 삽시다.
B(-끼리は接尾辞なので、前の名詞にくっつける)
問題3
A: 외국 분들이 많이 계셨어요.
B: 외국분들이 많이 계셨어요.
A(「人以外の名詞」の後ろに来る분は依存名詞なので、分かち書きする)
いかがでしたでしょうか? よく出てくる接尾辞は覚えておくと、分かち書きを迷いません。분と님の分かち書きは、きちんとできると上級者らしさがぐっと増します^^

